特許
J-GLOBAL ID:201103039425107922

誘導装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-088477
公開番号(公開出願番号):特開2011-220578
出願日: 2010年04月07日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】ミサイルなどの飛翔体に搭載される誘導装置で、誘導信号の変動および角度追尾のレスポンス悪化を招くことのない誘導装置を得る。【解決手段】発振器とアンテナジンバルに搭載するフロントエンドに温度センサを取り付け、発振器温度とフロントエンドの温度を実運用する際の範囲で変動させて、発振器温度とDIF系またはSUM系信号位相の温度変動分のデータベースを構築する。同様にフロントエンドに搭載するフロントエンド温度と残りの系のIF信号位相差のデータベースを構築する。構築したデータベースを用いて、線形補間により各部温度からDIF系およびSUM系のIF信号位相の温度変動分を予測する。予測で求められたDIF系、SUM系IF信号の位相差分を位相器で補正することでDIF系、SUM系IF信号位相差を低減することができ、誘導信号の温度による変動を防ぐことができるため、角度追尾のレスポンス低下を防ぐことができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
高周波のDIF系受信信号およびSUM系受信信号を受信するためのアンテナが搭載されたアンテナジンバルと、 前記DIF系受信信号からDIF系IF信号を生成するDIF系フロントエンドと、 前記SUM系受信信号からSUM系IF信号を生成するSUM系フロントエンドと、 前記DIF系IF信号および前記SUM系IF信号からビデオ信号を生成する受信機と、 前記受信機に対する低周波の局発信号を生成する発振器と、を備え、 前記DIF系フロントエンドおよび前記SUM系フロントエンドのうちの一方のフロントエンドは、前記アンテナジンバルに搭載され、 前記DIF系フロントエンドおよび前記SUM系フロントエンドのうちの他方のフロントエンドは、前記アンテナジンバルの外部に配設され、 前記発振器は、前記アンテナジンバル上の前記一方のフロントエンドに対する低周波の基準信号と、前記アンテナジンバルの外部に配設された前記他方のフロントエンドに対する高周波の局発信号とを生成する誘導装置であって、 前記一方のフロントエンドに取り付けられて一方の系温度を検出する第1の温度センサと、 前記発振器に取り付けられて発振器温度を検出する第2の温度センサと、 前記一方の系温度と前記発振器温度との温度差に応じた位相補正量を算出する位相器制御部と、 前記一方のフロントエンドと前記受信機との間に挿入された位相器と をさらに備え、 前記位相器は、前記位相補正量を用いて、前記DIF系IF信号と前記SUM系IF信号との間の位相差をキャンセルした位相補正後のIF信号を前記受信機に入力することを特徴とする誘導装置。
IPC (3件):
F41G 7/22 ,  G01S 3/42 ,  G01S 13/88
FI (4件):
F41G7/22 ,  G01S3/42 C ,  G01S3/42 D ,  G01S13/88 M
Fターム (11件):
2C014DA02 ,  2C014DB01 ,  2C014DC01 ,  2C014DC02 ,  2C014DD01 ,  2C014DD11 ,  5J070AC11 ,  5J070AD07 ,  5J070AF07 ,  5J070AK05 ,  5J070BB02

前のページに戻る