特許
J-GLOBAL ID:201103039630939396

動圧流体軸受装置及び電動機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-251495
公開番号(公開出願番号):特開2001-074052
特許番号:特許第3815927号
出願日: 1999年09月06日
公開日(公表日): 2001年03月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】軸部とその軸部よりも径方向外方へ張り出した1つのスラスト板部とを有する軸体と、前記軸部にスリーブ嵌合したスリーブ部と前記スラスト板部に外嵌したスラスト支持部とを有するスリーブ体と、前記軸体とスリーブ体との間の間隙に充填された潤滑液とを備えてなり、前記軸部とスリーブ部が径方向に相対する1または2以上のラジアル軸受部、及び前記スラスト板部が軸心方向における両側において前記スラスト支持部とそれぞれ軸心方向に相対する両スラスト軸受部において、前記軸体とスリーブ体の一方に対し他方が前記潤滑液を介して相対回転自在に支持されてなる動圧流体軸受装置であって、前記ラジアル軸受部は、前記両スラスト軸受部の一方に隣接し、前記ラジアル軸受部に、前記潤滑液を前記隣接するスラスト軸受部に向かう方向にポンピングするよう軸心方向に不平衡に形成された動圧発生用のへリングボーン溝部を有し、ラジアル軸受部に隣接するスラスト軸受部に、前記潤滑液を径方向内方にポンピングする動圧発生用のスパイラル溝部を有し、前記潤滑液は、前記ラジアル軸受部と前記隣接するスラスト軸受部との間に途切れることなく満たされ、前記スラスト板部と前記スラスト支持部との間の間隙における前記スラスト板部の外周側には、前記両スラスト軸受部に連続して前記潤滑液が充填され、前記スリーブ体には、前記スラスト板部と前記スラスト支持部との間の間隙のうちスラスト軸受部より径方向外方部分において開口するスラスト部通気孔が軸方向に設けられ、該スラスト部通気孔は前記スラスト板部近傍が該スラスト板部より離れるにつれて間隙が大となる構造でありかつ大気に解放されており、該スラスト部通気孔において潤滑液と大気の境界が前記スラスト板部から離れて位置していることを特徴とする動圧流体軸受装置。
IPC (2件):
F16C 33/10 ( 200 6.01) ,  H02K 7/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16C 33/10 Z ,  H02K 7/08 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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