特許
J-GLOBAL ID:201103040221405078

タイヤのトレッドパターン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  弟子丸 健 ,  井野 砂里 ,  松下 満 ,  倉澤 伊知郎 ,  田巻 文孝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-500237
公開番号(公開出願番号):特表2011-515266
出願日: 2009年03月20日
公開日(公表日): 2011年05月19日
要約:
本発明は、各々が先導面(61)、後続面(62)及び接触面(60)を有する複数個のブロック(6)を有する、タイヤのトレッド(1)であって、先導面(61)が0°よりも大きい平均角度αAを定め、後続面(62)が0°よりも大きい平均角度αFを定め、先導面(61)の角度αAが後続面の角度αFよりも大きく、各ブロック(6)がブロックの本体中に延びる切り込み(7)を有し、切り込み(7)が互いに対向した面によって画定され、対向した面が少なくとも1つの方向における対向した面のうちの一方の他方の面に対する相対運動を制止する制止手段(71)を備え、切り込み(7)がブロックの接触面(60)を表面積が互いに実質的に等しい2つの部分に分割している、タイヤトレッドにおいて、切り込み(7)は、先導面(61)の角度αAと同一方向に接触面(60)に垂直に測定して平均角度βをなして傾けられ、先導面(61)と切り込み(7)との間の材料の体積は、後続面(62)と切り込み(7)との間の材料の体積よりも少ないことを特徴とするタイヤトレッドに関する。
請求項(抜粋):
タイヤトレッド(1)であって、全体として円周方向の向きの少なくとも2つの溝(2)及びブロック(6)の少なくとも1つの中間列(4)及び前記トレッドを横断方向に画定する縁部列(51)を画定する全体として横断方向の向きの複数本の溝(3)を有し、 前記中間列(4)の各ブロック(6)は、側面及び縁コーナを形成するよう前記側面と交差する接触面(60)を有し、走行中、最初に路面に接触する前記縁コーナは、前記接触面(60)と前記ブロックの先導面(61)と呼ばれている側面との交差により形成される前縁コーナに相当し、最後に接触状態から出る前記縁コーナは、前記接触面(60)と後続面(62)と呼ばれる側面の交差により形成される後縁コーナと呼ばれており、 前記先導面(61)は、前記中間列(4)の前記ブロック上で、前記前縁コーナを通る前記接触面(60)の垂線と0°よりも大きい平均角度αAをなし、前記後続面(62)は、前記後縁コーナを通る前記接触面(60)の垂線と0°よりも大きい平均角度αFをなし、前記先導面(61)の角度αAは、前記後続面の角度αFよりも大きく、同一ブロックの前記先導面と前記後続面は、前記走行面から前記トレッドの内部に向かって互いに末広がりに広がるよう差し向けられており、 少なくとも1つの中間列(4)の各ブロック(6)は、少なくとも、前記ブロックを画定する前記横断方向溝(3)の深さ(H)に等しい深さにわたり、前記ブロックの厚み中に延びる切り込み(7)を有し、前記切り込み(7)は、互いに対向した面によって画定され、前記対向した面は、少なくとも1つの方向における前記対向した面のうちの一方の他方の面に対する相対運動を制止する制止手段(71)を備え、前記切り込み(7)は、前記ブロックの前記接触面(60)を表面積が互いに実質的に等しい2つの部分に分割している、タイヤトレッドにおいて、 -前記切り込み(7)は、前記先導面(61)の角度αAと同一方向に前記接触面(60)に垂直に測定して平均角度βだけ傾けられ、 -前記先導面(61)と前記切り込み(7)との間に含まれる材料の体積は、前記後続面(62)と該切り込み(7)との間に含まれる材料の体積よりも少ない、タイヤトレッド。
IPC (6件):
B60C 11/12 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/13 ,  B60C 11/11 ,  B60C 11/00 ,  B60C 13/00
FI (9件):
B60C11/12 B ,  B60C11/04 H ,  B60C11/11 F ,  B60C11/12 A ,  B60C11/12 C ,  B60C11/04 D ,  B60C11/00 H ,  B60C13/00 C ,  B60C11/11 E

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