特許
J-GLOBAL ID:201103041537640989

コンクリートスラッジ微粉末の回収方法および回収装置ならびにコンクリートスラッジ微粉末

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉谷 嘉昭 ,  杉谷 裕通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-221080
公開番号(公開出願番号):特開2011-067764
出願日: 2009年09月25日
公開日(公表日): 2011年04月07日
要約:
【課題】 水和反応が未進行のセメント分が高く、高品位なコンクリートスラッジ微粉末を安価に得るコンクリートスラッジ微粉末の回収方法を提供する。【解決手段】 残コンクリート等のスラリー状被処理物から所定の篩(3、5)によって含砂率が10質量%以下になるように砂利と砂を分離して、湿式サイクロンによって微砂分を分離・除去して、濃縮スラッジ水を得る。これをフイルタプレスにかけて含水率が25〜45質量%の脱水ケーキにする。脱水ケーキを、ロータリドライヤ(RD)の回転ドラム(21)の一方の端部から連続的に供給し、脱水ケーキをリフター(35)により所定高さまで掬い上げ落下させると共に、破砕攪拌翼(31)により破砕する。このとき一方の端部から熱風を吹き込み、破砕と乾燥とを実質的に同時に実施する。他方の端部から連続的にコンクリートスラッジ微粉末を得る。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
所定の水が加えられた残コンクリートまたは戻りコンクリート、あるいはレディミクストコンクリート工場から発生する洗浄廃水、等のスラリー状被処理物を処理して脱水ケーキを得る処理工程と、前記処理工程の実施により得られる脱水ケーキを破砕しながら乾燥する破砕・乾燥工程とからなるコンクリートスラッジ微粉末の回収方法であって、 前記処理工程は、前記スラリー状被処理物中の砂利と砂を分離して含砂率が10質量%以下となるスラッジ水を得る分離工程と、湿式サイクロンによって前記分離工程により得られたスラッジ水から微砂分を分離・除去する微砂分除去工程と、前記微砂分除去工程により得られた濃縮スラッジ水をフイルタプレスにかけて含水率が25〜45質量%の脱水ケーキを得る脱水ケーキ製造工程とからなり、 前記破砕・乾燥工程は、前記脱水ケーキ製造工程により得られた脱水ケーキを、回転ドラムの一方の端部から連続的に供給し、供給される脱水ケーキをその内周壁に設けられているリフターにより所定高さまで掬い上げ、そして落下させると共に、その内部空間に設けられている破砕攪拌翼により破砕し、このとき一方の端部から熱風を吹き込み、前記脱水ケーキの破砕と乾燥とを実質的に同時に実施し、そして他方の端部から連続的にコンクリートスラッジ微粉末を得る、コンクリートスラッジ微粉末の回収方法。
IPC (7件):
C02F 11/12 ,  B03B 5/00 ,  B03B 5/28 ,  B03B 9/06 ,  C04B 18/16 ,  B02C 17/18 ,  B02C 17/04
FI (11件):
C02F11/12 A ,  C02F11/12 B ,  C02F11/12 C ,  C02F11/12 D ,  B03B5/00 A ,  B03B5/00 Z ,  B03B5/28 B ,  B03B9/06 ,  C04B18/16 ,  B02C17/18 D ,  B02C17/04 Z
Fターム (21件):
4D059AA30 ,  4D059BD01 ,  4D059BD23 ,  4D059BE16 ,  4D059BK11 ,  4D059CA15 ,  4D059CA28 ,  4D059CB09 ,  4D059CC04 ,  4D059EB01 ,  4D059EB10 ,  4D063FF02 ,  4D063FF21 ,  4D063GA06 ,  4D063GC32 ,  4D071AA05 ,  4D071AA53 ,  4D071AB23 ,  4D071CA05 ,  4D071DA01 ,  4D071DA15
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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