特許
J-GLOBAL ID:201103041566477663

真空浸炭用鋼および真空浸炭部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉岡 幹二 ,  穂上 照忠 ,  千原 清誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-150434
公開番号(公開出願番号):特開2011-006734
出願日: 2009年06月25日
公開日(公表日): 2011年01月13日
要約:
【課題】Ni、Moを極力含有しない場合でも、SCM822Hを素材鋼とする場合と同程度又はそれを上回る曲げ疲労強度とピッチング強度を確保させることができるとともに成分コストが低く、熱間および冷間での圧延や鍛造の際の良好な加工性も具備する真空浸炭用鋼あるいは真空浸炭窒化用鋼の提供。【解決手段】C:0.15〜0.30%、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.90〜1.80%、S:0.005〜0.030%、Cr:0.6〜1.4%未満、Mo:0.03〜0.10%、Al:0.010〜0.050%、N:0.0100〜0.0250%を含み、〔Mn/S〕が30〜150の範囲であり、残部はFeと不純物からなり、不純物中のP≦0.020%、Ti<0.005%、O≦0.0015%である真空浸炭用鋼または真空浸炭窒化用鋼。さらに、Cu≦0.20%、Ni≦0.20%、V≦0.20%、Nb≦0.050%を含んでもよい。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.15〜0.30%、Si:0.2〜0.5%、Mn:0.90〜1.80%、S:0.005〜0.030%、Cr:0.6%以上で1.4%未満、Mo:0.03〜0.10%、Al:0.010〜0.050%およびN:0.0100〜0.0250%を含有するとともに、下記の式(1)で表されるfn1が30〜150の範囲であり、残部はFeおよび不純物からなり、不純物中のP、TiおよびO(酸素)がそれぞれ、P:0.020%以下、Ti:0.005%未満およびO:0.0015%以下であることを特徴とする真空浸炭用鋼または真空浸炭窒化用鋼。 fn1=Mn/S・・・(1) ただし、式(1)中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。
IPC (5件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58 ,  C21D 1/06 ,  C21D 6/00
FI (5件):
C22C38/00 301N ,  C22C38/38 ,  C22C38/58 ,  C21D1/06 A ,  C21D6/00 D
引用特許:
出願人引用 (5件)
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