特許
J-GLOBAL ID:201103042198336546

イオンビーム治療システムの緊急遮断点検方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-599462
特許番号:特許第4562921号
出願日: 2000年02月03日
請求項(抜粋):
【請求項1】 -少なくとも1つのイオン源(1) -処置ビーム(11)の形において前記イオン源(1)のイオンの加速用の加速器装置(2,5)、 -少なくとも1つのビーム誘導チャンネル(6)を含み、前記加速器装置(2,5)から患者の治療のために少なくとも1つの照射場所へ前記処置ビーム(11)を誘導するビーム誘導システム(6,8)、および -そのビーム方向に対して垂直の前記処置ビーム(11)の垂直および水平方向用の垂直偏向手段(13)および水平偏向手段(14)を有している、前記ビーム誘導システム(6,8)に配置された、グリッドスキャナ装置からなり、その結果として前記処置ビーム(11)が前記照射場所のアイソセンタ(10)に対して前記グリッドスキャナ装置によって偏向されかつ一定の、アイソセンタを取り囲む表面域が走査され、そして そのさい緊急遮断の点検が実施される、イオンビーム治療システムの緊急遮断点検方法において、 インターロックユニットの手動および自動の緊急遮断点検が、安全関連のすべての装置パラメータの自動監視によりかつ安全関連のすべての状態の指示により、技術的な治療制御室および重イオンビーム治療システムの全体システムの主制御室のコンソールにおいて実施され、 前記インターロックユニットは、操作時に、少なくとも以下の -ビーム誘導の可動部分の端部スイッチの信号、 -グリッドスキャナ磁石の磁石装置の状態、 -イオン化チャンバーへの電圧供給、 -データ伝送中のデータオーバーフローデータ、 -強度限界値および個々のイオン化チャンバーの同期の遵守、 -ビーム位置測定装置ならびにビーム位置それ自体の電子特性、 -検出器の高電圧およびガス流、 -コンピュータプログラムの機能準備 -技術的治療制御室および主制御室におけるコンソール を監視するとともに、 計算された放射線量の値がファントム(人体模型)の複数の測定点に関して点検され、その際、放射線量データの計算の十分な精度が、すべての測定点に関して、放射線量の計算値と測定値の間の平均の差異が±5%を超えるかどうか、 個々の測定点に関して、その測定点について、放射線量の計算値と測定値の間の差異が±7%を超えないかどうかを推測するようにしたことを特徴とするイオンビーム治療システムの緊急遮断点検方法。
IPC (4件):
A61N 5/10 ( 200 6.01) ,  G21K 5/00 ( 200 6.01) ,  G21K 5/04 ( 200 6.01) ,  H05H 13/04 ( 200 6.01)
FI (4件):
A61N 5/10 S ,  G21K 5/00 S ,  G21K 5/04 A ,  H05H 13/04 M
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Conceptual and Ion-Optical Designs of an Isocentric Gantry for Light-Ion Cancer Therapy
審査官引用 (1件)
  • Conceptual and Ion-Optical Designs of an Isocentric Gantry for Light-Ion Cancer Therapy

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