特許
J-GLOBAL ID:201103042460214570

X線管装置及びX線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (18件): 蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  勝村 紘 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓 ,  市原 卓三 ,  山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-102558
公開番号(公開出願番号):特開2011-233363
出願日: 2010年04月27日
公開日(公表日): 2011年11月17日
要約:
【課題】エネルギ効率よく電子ビームを偏向でき、ターゲット面上に形成する焦点を移動可能であり、X線出力を増大でき、X線放射窓への反跳電子の直撃を抑制できるX線管装置及びX線管装置を備えたX線装置を提供する。【解決手段】X線管装置10は、X線管30と偏向部70とを備えている。X線管30は、ターゲット面35bを有した陽極ターゲット35と、第1平面S1に沿った第1方向d1からターゲット面に電子ビームを入射させ、ターゲット面に焦点Fを形成する陰極36と、第2平面S2に沿った第2方向d2に位置したX線放射窓33を有した真空外囲器31とを具備している。偏向部70は、陰極36から放出される電子ビームを第1平面S1に沿った方向に偏向させ、焦点Fの位置を第1平面S1に沿ったターゲット面35b上で移動させる。第1方向d1が焦点Fが形成される位置のターゲット面35bからなす角度は、8°乃至40°の範囲内の何れかである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電子ビームが入射されることによりX線を放出するターゲット面を有した陽極ターゲットと、前記ターゲット面の上方で前記ターゲット面に垂直な第1平面に沿った第1方向から前記ターゲット面に電子ビームを入射させ、前記ターゲット面に焦点を形成する陰極と、前記陽極ターゲット及び陰極を収容し、内部が真空状態であり、前記焦点から前記ターゲット面及び第1平面にそれぞれ垂直な第2平面に沿った第2方向に位置したX線放射窓を有した真空外囲器と、を具備したX線管と、 前記陰極から放出される電子ビームを前記第1平面に沿った方向に偏向させ、前記焦点の位置を前記第1平面に沿った前記ターゲット面上で移動させる偏向部と、を備え、 前記第1方向が前記焦点が形成される位置の前記ターゲット面からなす角度は、8°乃至40°の範囲内の何れかであることを特徴とするX線管装置。
IPC (2件):
H01J 35/30 ,  H01J 35/14
FI (2件):
H01J35/30 ,  H01J35/14

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