特許
J-GLOBAL ID:201103042883532498

方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 杉村 憲司 ,  来間 清志 ,  高梨 玲子 ,  寺嶋 勇太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-039389
公開番号(公開出願番号):特開2011-174138
出願日: 2010年02月24日
公開日(公表日): 2011年09月08日
要約:
【課題】インヒビターフリー系の素材による方向性電磁鋼板の製造方法において、急速加熱処理を含む一次再結晶焼鈍を行う場合に、急速加熱処理による鉄損低減効果を安定して得る方途について提案する。【解決手段】インヒビター成分であるAlを100ppm以下、N、SおよびSeを各々50ppm以下に低減した鋼スラブを熱間圧延し、1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造工程において、前記一次再結晶焼鈍は、700°C以上の温度域へ150°C/s以上の昇温速度で加熱し、その後、一旦700°C以下の温度域に冷却した後、次の加熱帯では、平均昇温速度が40°C/s以下となる条件で均熱温度まで加熱する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
C:0.08質量%以下、 Si:2.0〜8.0質量%および Mn:0.005〜1.0質量% を含み、かつインヒビター成分であるAlを100ppm以下、N、SおよびSeを各々50ppm以下に低減し、残部Feおよび不可避不純物の組成を有する鋼スラブを熱間圧延し、1回もしくは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後二次再結晶焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造工程において、 前記一次再結晶焼鈍は、700°C以上の温度域へ150°C/s以上の昇温速度で加熱し、その後、一旦700°C以下の温度域に冷却した後、平均昇温速度が40°C/s以下となる条件で均熱温度まで加熱することを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 ,  H01F 1/18
FI (5件):
C21D8/12 C ,  C22C38/00 303U ,  C22C38/60 ,  H01F1/16 B ,  H01F1/18
Fターム (31件):
4K033AA02 ,  4K033CA01 ,  4K033CA02 ,  4K033CA03 ,  4K033CA04 ,  4K033CA07 ,  4K033CA08 ,  4K033DA02 ,  4K033EA02 ,  4K033EA03 ,  4K033FA01 ,  4K033FA13 ,  4K033FA14 ,  4K033HA01 ,  4K033HA03 ,  4K033JA01 ,  4K033JA05 ,  4K033LA01 ,  4K033MA01 ,  4K033MA02 ,  4K033MA03 ,  4K033MA04 ,  4K033NA01 ,  4K033NA02 ,  4K033NA03 ,  4K033PA01 ,  4K033PA02 ,  4K033PA03 ,  5E041AA11 ,  5E041CA02 ,  5E041NN02

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