特許
J-GLOBAL ID:201103043118049483

多値ハザード消去回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-098893
公開番号(公開出願番号):特開2011-229069
出願日: 2010年04月22日
公開日(公表日): 2011年11月10日
要約:
【目的】 ディジタル信号から多値ハザードを消去すること。【構成】 「トランジスタ1、2、17と抵抗20、21が構成する数値判別手段」、「この数値判別手段の出力信号に基づいて動作する、トランジスタ22〜25が構成するオン・オフ駆動手段」及び「このオン・オフ駆動手段がオン・オフ駆動する、トランジスタ3、5が構成する双方向性プル・スイッチング手段」から成る多値論理回路とプル・ダウン用の抵抗26の組合せが、多値信号を2値信号に変えると同時に多値ハザードを2値ハザードに変える。クロック信号によって制御されたD型フリップ・フロップ27がその2値信号からその2値ハザードを消去する。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
3又は3以上の所定の複数をNで表わし、所定の自然数をSで表わしたときに、 「第1電位から第N電位まで番号順に電位が高くなって行くN個の電位を供給し、その各電位が0〜(N-1)の各整数と順々に1対1ずつ対応すると定義された第1電位供給手段〜第N電位供給手段」と、 「S個の入力電位信号の入口となる第1の入口手段〜第Sの入口手段」と、 「出力電位信号の出口となる出口手段」と、 「『前記第1電位供給手段〜前記第N電位供給手段の中で、あらかじめ決められた1つの出力用特定電位供給手段』と前記出口手段の間に接続され、オフ駆動された時に前記出口手段とそのオン・オフ駆動部の間が1方向または双方向にオフとなるプル・スイッチング手段」と、 「『S=1の場合は1つの前記入力電位信号に対応する整数、S≧2の場合は[S個の前記入力電位信号のそれぞれに対応するS個の整数のすべて]か[S個の前記入力電位信号のそれぞれに対応するS個の整数のうち、少なくとも1つ]』が『0〜(N-1)の整数の中で、あらかじめ決められた1つの入力用特定値』に対してどうなのか、『[等しいのか等しくないのか]、[大きいのか大きくないのか]、[小さいのか小さくないのか]のいずれか1つ』について、それに適用する下記の『2つ又は4つのしきい値電位』に基づいて判別する判別手段」と、 「前記判別手段によって制御され、『その判別結果が肯定であれば前記プル・スイッチング手段をオン駆動し、その判別結果が否定であれば前記プル・スイッチング手段をオフ駆動する』か『正反対に肯定であればオフ駆動し、否定であればオン駆動する』オン・オフ駆動手段」を有する多値論理回路において、 「前記多値論理回路の後段に接続される『2値ハザードを消去する2値ハザード消去手段』」と、 「前記出力電位信号が2値信号として機能する様にマッチングを行う『プル・アップ抵抗手段またはプル・ダウン抵抗手段またはプル抵抗手段』」を有することを特徴とする多値ハザード消去回路。 *「等しいのか等しくないのか」の場合は「『等しいのか』では『前記入力用特定値に対応する入力用特定電位』を基準にしてあらかじめ決められたプラス側とマイナス側の両しきい値電位」、「『等しくないのか』では前記入力用特定電位より1つ上の電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側のしきい値電位、及び、前記入力用特定電位より1つ下の電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側のしきい値電位」。 *「大きいのか大きくないのか」の場合は「『大きいのか』では前記入力用特定電位より1つ上の電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側のしきい値電位」、「『大きくないのか』では前記入力用特定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側のしきい値電位」。 *「小さいのか小さくないのか」の場合は「『小さいのか』では前記入力用特定電位より1つ下の電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側のしきい値電位」、「『小さくないのか』では前記入力用特定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側のしきい値電位」。
IPC (1件):
H03K 19/20
FI (1件):
H03K19/20 101
Fターム (4件):
5J042BA13 ,  5J042CA07 ,  5J042CA15 ,  5J042DA02

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