特許
J-GLOBAL ID:201103043568090483

キャリア位相同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-009831
公開番号(公開出願番号):特開平2-192346
特許番号:特許第2927810号
出願日: 1989年01月20日
公開日(公表日): 1990年07月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】情報シンボルが複素平面上で、(2K+1)+j(2L+1)(K、Lは-N/2からN/2の範囲の整数、j=(-1)1/2と定義される格子点上に配置されるN×N点配置QAM信号を受信信号として受信する受信機に具備されるキャリア位相同期回路であって、前記受信信号を受け、等化出力信号を出力する自動等化手段と、前記等化出力信号に対し第1の制御信号に比例した角度の位相回転を与え、位相回転された信号(X+jY)を出力する位相回転手段と、前記格子点のうちで前記位相回転された信号に最近傍の点を、判定点X′+jY′と決定し、Im[(X+jY)(X′+jY′)]を(X+jY)(X′+jY′)の虚数軸成分とした場合に、Im[(X+jY)(X′+jY′)]/(X′2+Y′2)を出力するキャリア位相抽出手段と、該キャリア位相抽出手段の出力信号を受け、前記第1の制御信号を出力する、第2の制御信号によって帯域幅を可変とした低域フィルタと、前記複素平面上の第M象限(M=1、2、3、4)に存在する前記位相回転された信号点を前記複素平面の原点中心に(45-90M)度回転せしめる信号点回転手段と、該信号点回転手段の出力信号の振幅の絶対値が第1の所定値Rより大のときの前記信号点回転手段の出力信号の虚数軸成分を選択し、出力する選択手段と、該選択手段の出力信号を時間内に移動平均を取る平均化手段と、該平均化手段の出力信号と第2の所定値とを比較し、該平均化手段の出力信号が前記第2の所定値より大きい場合は、前記低域フィルタの帯域幅を大にする信号を前記第2の制御信号として前記低域フィルタに与えると共に、前記自動等化手段の修正を停止せしめ、小さい場合は、前記低域フィルタの帯域幅を小にする信号を前記第2の制御信号として前記低域フィルタに与えると共に、前記自動等化手段の修正を続けさせる制御手段とを、含むことを特徴とするキャリア位相同期回路。
IPC (2件):
H04L 27/38 ,  H03L 7/06
FI (2件):
H04L 27/00 H ,  H03L 7/06 Z

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