特許
J-GLOBAL ID:201103043741877605

加工部品を所定の曲げ角度に曲げる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-104365
公開番号(公開出願番号):特開平1-313112
特許番号:特許第2694617号
出願日: 1989年04月24日
公開日(公表日): 1989年12月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】加圧された流体のクツシヨンに弾性的に支えられた可動曲げ棒と、型底部部材をもつ固定下型台とを含み、形成されるべき曲げ角度に従つて型底部部材の高さ位置が調節可能な曲げ装置を用いて、加工部品を所定の曲げ角度に曲げる方法であつて、以下の順次に続く工程即ち、前記型底部部材を、前記所定曲げ角度より大きい第1呼称曲げ角度に対応する高さ位置に調節し、且つ前記曲げられるべき加工部品を前記可動曲げ棒と前記固定下型との間に挿入し、さらに前記曲げ棒を、前記加工部品の前縁が型底部部材の頂部に当接するまで前記下型台の方へ移動させ、こうして前記加工部品を前記第1呼称曲げ角度まで曲げる第1の工程と、前記可動曲げ棒を支える前記流体のクツシヨンの圧力を減少することによつて、前記第1呼称曲げ角度に曲げられた前記加工部品に加えられる曲げ力を解放し、こうして前記加工部品が弾性的にそのゆるみ状態にはね返るのを可能にし、且つ前記加工部品がそのゆるみ状態にあるときの実際の曲げ角度を測定し、且つこの第1実際曲げ角度の値を前記第1呼称曲げ角度の値と比較して差を計算する第2の工程と、測定された前記第1実際曲げ角度と前記第1呼称曲げ角度との差を前記所定曲げ角度から差し引いた値をもつ第2呼称曲げ角度に対応する高さ位置に、前記型底部部材を再調節する第3の工程と、前記曲げられるべき加工部品に、その前縁が前記型底部部材の頂部に当接するまで曲げ力を再び加え、こうして前記加工部品をさらに前記第2呼称曲げ角度まで曲げ、且つ前記第2呼称曲げ角度に曲げられた前記加工部品に加わる曲げ力を解放し、こうして前記加工部品が前記所定曲げ角度に曲げられているそのゆるみ状態へ前記加工部品が弾性的にはね返るのを可能にする第4の工程とを含んでいることを特徴とする、加工部品を所定の曲げ角度に曲げる方法。
IPC (1件):
B21D 5/02
FI (1件):
B21D 5/02 Q
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-129522
  • 特開昭59-092120

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