特許
J-GLOBAL ID:201103043846855402

鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-049973
公開番号(公開出願番号):特開2011-121115
出願日: 2010年03月07日
公開日(公表日): 2011年06月23日
要約:
【課題】気泡性欠陥やフラックス性欠陥などが少ない高品質の鋳片を提供する。【解決手段】鋳型外側に、鋳型長辺部を挟んで対向する1対の上部磁極3a・3bと1対の下部磁極4a・4bを備えるとともに、浸漬ノズルの溶鋼吐出孔20が、前記上部磁極の直流磁場のピーク位置と前記下部磁極の直流磁場のピーク位置の間に位置する連続鋳造機を用い、前記1対の上部磁極と1対の下部磁極に各々印加される直流磁界により溶鋼流を制動し、且つ前記1対の上部磁極に重畳印加される交流磁界により溶鋼を撹拌しつつ、鋼の連続鋳造を行う方法であって、鋳造するスラブ幅と鋳造速度に応じて、上部磁極に印加する交流磁界の強度と上部磁極および下部磁極に印加する直流磁界の強度を特定の範囲に制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
鋳型外側に、鋳型長辺部を挟んで対向する1対の上部磁極と1対の下部磁極を備えるとともに、浸漬ノズルの溶鋼吐出孔が、前記上部磁極の直流磁場のピーク位置と前記下部磁極の直流磁場のピーク位置の間に位置する連続鋳造機を用い、前記1対の上部磁極と1対の下部磁極に各々印加される直流磁界により溶鋼流を制動し、且つ前記1対の上部磁極に重畳印加される交流磁界により溶鋼を撹拌しつつ、鋼の連続鋳造を行う方法であって、 浸漬深さ(但し、メニスカスから溶鋼吐出孔上端までの距離)が180mm以上240mm未満の浸漬ノズルを用い、上部磁極に印加する交流磁界の強度を0.060〜0.090T、上部磁極に印加する直流磁界の強度を0.02〜0.18T、下部磁極に印加する直流磁界の強度を0.30〜0.45Tとし、スラブ幅に応じた下記(a)〜(d)の鋳造速度で連続鋳造を行うことを特徴とする鋼の連続鋳造方法。 (a)スラブ幅950mm以上1050mm未満の場合は鋳造速度0.95m/分以上1.65m/分未満 (b)スラブ幅1050mm以上1250mm未満の場合は鋳造速度0.95m/分以上1.45m/分未満 (c)スラブ幅1250mm以上1450mm未満の場合は鋳造速度0.95m/分以上1.25m/分未満 (d)スラブ幅1450mm以上1750mm未満の場合は鋳造速度0.95m/分以上1.05m/分未満
IPC (6件):
B22D 11/04 ,  B22D 11/11 ,  B22D 11/115 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/20 ,  B22D 27/02
FI (7件):
B22D11/04 311J ,  B22D11/11 D ,  B22D11/115 B ,  B22D11/10 360B ,  B22D11/10 330E ,  B22D11/20 A ,  B22D27/02 W
Fターム (8件):
4E004AA09 ,  4E004FB04 ,  4E004HA01 ,  4E004MB03 ,  4E004MB12 ,  4E004NA01 ,  4E004NB01 ,  4E004NC01
引用特許:
出願人引用 (3件)

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