特許
J-GLOBAL ID:201103044087613560

既設建屋に吸収冷温水機を構築する方法、および、同吸収冷温水機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-225469
公開番号(公開出願番号):特開2001-050603
特許番号:特許第3577542号
出願日: 1999年08月09日
公開日(公表日): 2001年02月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】臭化リチュウムの水溶液を加熱して、冷媒である水の蒸気を発生させる高温再生器と、上記高温再生器で発生した高温の水蒸気を熱源として、蒸気臭化リチュウム水溶液の他の一部分を加熱して水蒸気を発生せしめるとともに、上記の熱源として用いた水蒸気を降温させる低温再生器と、前記高温再生器および低温再生器で発生した水蒸気を冷却水で冷却して液化せしめる凝縮器と、凝縮器で発生した液状の水を減圧して蒸発せしめることにより、冷水から蒸発熱を奪う蒸発器と、上記蒸発器で発生した水蒸気を、「前記高温,低温再生器で生成された濃厚な臭化リチュウム水溶液」に吸収させることにより、前記の蒸発器に連通されている器内を減圧して、該蒸発器内における水の蒸発を促進する吸収器と、上記の吸収器で生成された臭化リチュウムの稀薄水溶液を、「前記高温,低温再生器で生成された高温の濃厚な臭化リチュウム水溶液」によって加熱する熱交換器と、を具備している吸収冷温水機を、既設の建屋内もしくは建屋の屋上に新設する方法において、上記新設吸収冷温水機の定格冷房能力をS(単位RT)とし、冷房能力0.5SRTに相当する低温再生器と、冷房能力0.5SRTに相当する凝縮器とが一体的に結合された低温再生器・凝縮器ブロックの2組を構成するとともに、冷房能力が0.5SRTに相当する蒸発器と、冷房能力0.5SRTに相当する吸収器とが一体的に結合された蒸発器・吸収器ブロックの2組を構成し、上記の合計4組のブロック機器のそれぞれを製造し、既設建屋に搬入して、冷房能力ほぼSRTの1個の高温再生器と配管接続して、1基の吸収冷温水機を構成し、かつ、前記の一体に結合された2組の低温再生器・凝縮器ブロックのそれぞれに設けられている臭化リチュウム稀薄水溶液流入管路を相互に配管接続するとともに、接続された臭化リチュウム稀薄水溶液流入管路を、前記熱交換器に設けられている被加熱側流体の流路に対して分岐連通するように配管接続し、上記の一体に結合された2組の低温再生器・凝縮器ブロックのそれぞれに設けられている臭化リチュウム濃厚水溶液流出管路を相互に配管接続するとともに、接続された臭化リチュウム濃厚水溶液流出管路を、前記熱交換器に設けられている被加熱側流体の流路に対して合流連通するように配管接続し、さらに、前記一体に結合された2組の低温再生器・凝縮器ブロックのそれぞれに設けられている液状の水の流出管路を相互に配管接続するとともに、接続された液状水流出管路を蒸発器の液状水流入口に対して配管接続することを特徴とする、既設建屋に吸収冷温水機を構築する方法。
IPC (1件):
F25B 15/00
FI (2件):
F25B 15/00 Z ,  F25B 15/00 303 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-032667
  • 特開平3-233266
  • マルチ型空気調和機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-329369   出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-032667
  • 特開平3-233266
  • マルチ型空気調和機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-329369   出願人:株式会社日立製作所

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