特許
J-GLOBAL ID:201103044104101926
加速器の制御装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
波多野 久
, 関口 俊三
, 猿渡 章雄
, 河村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-282029
公開番号(公開出願番号):特開2011-124149
出願日: 2009年12月11日
公開日(公表日): 2011年06月23日
要約:
【課題】加速器において、エネルギーの異なる複数のビームを短時間で取り出す。【解決手段】本発明の加速器の制御装置は、磁場基準発生部と電流基準変換部とを備える。磁場基準発生部は、磁束密度が初期値から初期加速完了レベルまで増加する初期上げパターンと、所定の減少幅で磁束密度が減少する減少パターンと、磁束密度が終了値まで減少する終了パターンとを記憶しており、初期上げ指令を受けた場合には初期上げパターンに従った磁束密度情報を、初期上げパターンに従った磁束密度情報の出力後に減少指令を受けた場合には減少パターンに従った磁束密度情報を、終了指令を受けた場合には終了パターンに従った磁束密度情報を、経過時間に応じて出力する。電流基準変換部は、更新された磁束密度情報に応じた磁場を発生させるコイル電流値を求めて、これを加速器の磁場コイルの電源供給部に入力する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電流基準情報に応じたコイル電流を磁場コイルに供給して、加速される荷電粒子の軌道に磁場を発生させる加速器の制御装置であって、
経過時間に伴って、磁束密度が初期値から初期加速完了レベルまで増加する変化である初期上げパターンと、前記初期値と前記初期加速完了レベルとの差よりも小さい減少幅で磁束密度が減少する変化である減少パターンと、磁束密度が終了値まで減少する変化である終了パターンとを記憶しており、初期上げ指令を受けた場合には前記初期上げパターンに従った磁束密度情報を経過時間に応じて出力し、前記初期上げパターンに従った磁束密度情報の出力後に減少指令を受けた場合には前記減少パターンに従った磁束密度情報を経過時間に応じて出力し、終了指令を受けた場合には前記終了パターンに従った磁束密度情報を経過時間に応じて出力する磁場基準発生部と、
前記磁場基準発生部が出力する磁束密度情報が更新される毎に、更新された磁束密度情報に応じた磁場を発生させる前記コイル電流の大きさを求めて前記電流基準情報として前記磁場コイルの電源供給部に入力する電流基準変換部と
を備えていることを特徴とする加速器の制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
2G085BA19
, 2G085BC04
, 2G085BC15
, 2G085CA05
, 2G085CA16
, 2G085CA17
, 2G085EA03
, 2G085EA07
, 4C082AA01
, 4C082AC05
, 4C082AE01
, 4C082AG03
, 4C082AG12
引用特許:
前のページに戻る