特許
J-GLOBAL ID:201103044396112532

誘導加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-170124
公開番号(公開出願番号):特開2001-351771
特許番号:特許第3661567号
出願日: 2000年06月07日
公開日(公表日): 2001年12月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 油の入った鍋をのせるプレートと、前記プレート下に設け、前記鍋を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルを駆動するインバータ回路と、前記プレート下に位置して前記プレートに接して設けた前記鍋の温度を測定する温度検知手段と、揚げ物モードを選択する揚げ物モード選択手段と、油温を設定する油温度設定手段と、前記揚げ物モード選択手段の信号を受けて加熱開始時に一定パワーP1にて加熱し、その間の前記温度検知手段により測定された温度Tsの時間に対する2階微分値を計算し前記2階微分値が鍋底の反り量が大きくなるほど小さくなることにより前記鍋の鍋底の反り量を判定する反り鍋判定手段と、前記反り鍋判定手段による前記反り量の判定終了後、前記油温度設定手段で設定された温度と同じもしくは異なる温度を目標とし、前記目標温度に達するまで油温と前記温度検知手段により測定された温度Tsが前記鍋の反り量が大きい場合でも急激に開くのを抑制すべく前記反り鍋判定手段で判定された前記鍋底の反り量に応じて変えて設定されるパワーP2で加熱を行うように前記インバータ回路を制御する温度立ち上げ手段と、前記温度立ち上げ手段の動作中に熱伝達方程式を用いて、前記鍋の発熱量Pの積算値の変化量と、前記温度検知手段により測定された温度Tsの変化量ΔTsと、前記温度検知手段の熱容量αsとに基づき前記鍋の熱容量αpを導くとともに前記鍋の発熱量Pの積算値と、前記温度検知手段の熱容量αsと、前記温度検知手段により測定された温度Ts及びその初期温度T0と、前記導かれた鍋の熱容量αpとに基づき前記鍋底の温度Tpを推定し、油量が多いほど、前記推定された鍋底温度Tpと温度検知手段により測定された温度Tsとの差が大きくなることにより油量を判定する油量判定手段と、油温度を設定温度に保つよう前記インバータ回路を制御して加熱を行う温度調整手段とを備え、前記油量判定手段にて判定された油量により、前記温度立ち上げ手段と前記温度調整手段の制御を前記油温度のオーバーシュートを抑制するとともに前記油温度設定手段で設定された温度に前記油温を保つように変える誘導加熱調理器。
IPC (1件):
H05B 6/12
FI (1件):
H05B 6/12 335
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 電磁調理器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-248763   出願人:株式会社東芝
  • 加熱調理器の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-083584   出願人:松下電器産業株式会社
  • 温度制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-010774   出願人:松下電器産業株式会社
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