特許
J-GLOBAL ID:201103044408938989

絶縁状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-166997
公開番号(公開出願番号):特開2011-021990
出願日: 2009年07月15日
公開日(公表日): 2011年02月03日
要約:
【課題】正負のYコンデンサの接続点の電位が接地電位部の電位と一致しなくても、直流電源の地絡や絶縁状態をフライングキャパシタの充電電圧に基づいて検出すること。【解決手段】フライングキャパシタC1を負側の地絡抵抗RLnに応じた電荷量で充電する時点や、フライングキャパシタC1を正側の地絡抵抗RLpに応じた電荷量で充電する時点の、正負のYコンデンサY+,Y-の接続点の接地電位部に対する電位の変動量に拘わらず、正負のYコンデンサY+,Y-の容量を実際の容量よりも大きい想定容量(例えば実際の容量の1.2倍)として、正負のYコンデンサY+,Y-の充電電荷を算出し、これを、測定したフライングキャパシタC1の充電電圧から差し引いて、正側と負側の地絡抵抗RLp,RLnの並列合成抵抗値を算出し、高圧直流電源Bの地絡や絶縁状態を検出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
接地電位部と正負の各極との間に正負の各Yコンデンサをそれぞれ介設した直流電源により充電されるフライングキャパシタの、前記接地電位部に対する絶縁状態における充電電圧と、一方の極を正側又は負側の地絡抵抗により前記接地電位部に接続した地絡状態における前記フライングキャパシタの、前記直流電源及び前記Yコンデンサによる充電電圧とに基づいて、前記直流電源の接地電位部に対する絶縁状態を検出する絶縁状態検出装置において、 前記正負の各Yコンデンサの両端電圧が、前記直流電源の電圧を正側及び負側の地絡抵抗の分圧比に応じて分割した電圧と一致しない非平衡状態において、前記地絡状態における前記フライングキャパシタの充電電圧が、実際の容量とは異なる想定容量とした場合の前記Yコンデンサ及び前記直流電源による充電電圧であるものとして、前記直流電源の絶縁状態を検出する検出手段を備える、 ことを特徴とする絶縁状態検出装置。
IPC (1件):
G01R 31/02
FI (1件):
G01R31/02
Fターム (15件):
2G014AA04 ,  2G014AA15 ,  2G014AB24 ,  2G014AB61 ,  2G014AC18 ,  5H115PA08 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI13 ,  5H115PI29 ,  5H115QN02 ,  5H115SE06 ,  5H115TO13 ,  5H115TR19 ,  5H115TU20

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