特許
J-GLOBAL ID:201103044448479910

ピントル型電磁式燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-030632
公開番号(公開出願番号):特開2011-163327
出願日: 2010年02月15日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】ピントルの外周面とノズル孔の内周面とを利用して,噴射燃料に対する拡張誘導長さが長い誘導面を形成し,傘状の噴霧フォームの薄膜化,燃料の微粒化を促進する。【解決手段】ピントル7に,弁孔8側からノズル孔10側に突出すると共に,外周面がノズル孔10の出口10aに向かって拡径する円錐状をなす傘部17bを設け,この傘部17bの円錐状外周面の頂角αを,ノズル孔10の円錐状内周面の頂角βより大きく設定することにより,傘部17bの円錐状外周面の母線の延長線Aと,ノズル孔10の円錐状内周面の母線Bとを該ノズル孔10内周面上の交点Pで交差させ,弁孔8を通過した噴射燃料の拡張誘導を傘部17bの円錐状外周面からノズル孔10の円錐状内周面へと引き継がせるようにした。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
高圧燃料通路(2),並びにこの高圧燃料通路(2)の下流端に順次連なる円錐状の弁座(7),円筒状の弁孔(8)及び出口(10a)に向かって拡径する円錐状のノズル孔(10)を有する弁ハウジング(1)と,前記高圧燃料通路(2)の内周面に摺動自在に支承されると共に,前記弁座(7)と協働して前記弁孔(8)を開閉する弁部(16a)を持つニードル弁(16)と,このニードル弁(16)を開閉作動する電磁作動装置(22,28)とを備え,前記ニードル弁(16)に,前記弁孔(8)を貫通して前記ノズル孔(10)側に突出するピントル(17)を連設したピントル型電磁式燃料噴射弁において, 前記ピントル(7)に,前記弁孔(8)側から前記ノズル孔(10)側に突出すると共に,外周面が前記ノズル孔(10)の出口(10a)に向かって拡径する円錐状をなす傘部(17b)を設け,この傘部(17b)の円錐状外周面の頂角(α)を,前記ノズル孔(10)の円錐状内周面の頂角(β)より大きく設定することにより,前記傘部(17b)の円錐状外周面の母線の延長線(A)と,前記ノズル孔(10)の円錐状内周面の母線(B)とを該ノズル孔(10)内周面上で交差させ,前記弁孔(8)を通過した噴射燃料の拡張誘導を前記傘部(17b)の円錐状外周面から前記ノズル孔(10)の円錐状内周面へと引き継がせるようにしたことを特徴とするピントル型電磁式燃料噴射弁。
IPC (3件):
F02M 61/08 ,  F02M 61/06 ,  F02M 61/18
FI (3件):
F02M61/08 D ,  F02M61/06 A ,  F02M61/18 330A
Fターム (6件):
3G066BA03 ,  3G066CC15 ,  3G066CC17 ,  3G066CC40 ,  3G066CC48 ,  3G066CE22

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