特許
J-GLOBAL ID:201103044738869746

合金鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 溝上 哲也 ,  岩原 義則 ,  山本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-243719
公開番号(公開出願番号):特開2011-088184
出願日: 2009年10月22日
公開日(公表日): 2011年05月06日
要約:
【課題】Crを5mass%以上含有する合金鋼の連続鋳造時に発生し易い引け巣欠陥を防止する。【解決手段】Crを5mass%以上含有する合金鋼を連続鋳造する方法である。横断面が円形、或いは円形に近い楕円形又は長円形の鋳型を用い、この鋳型に供給する前記合金鋼の液相線温度TLに対して50°C〜300°C低い結晶化温度TCのモールドフラックスを使用する。2次冷却比水量を0.1〜1.2リットル/kg-steelとする条件で鋳片表面を冷却しつつ、0.5m/min以上の速度で鋳造した鋳片が中心部まで凝固した後に、連続鋳造機内のロールを用いて前記鋳片を圧下して扁平な鋳片を得る第1の圧下を行い、その後、扁平な鋳片を横断面を円形に矯正する第2の圧下を行うまでの間は鋳片表面を冷却する2次冷却を行わない。【効果】鋳片中心部の引け巣欠陥を防止して内部品質が良好な鋳片を安価に鋳造できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
Crを5mass%以上含有する合金鋼を連続鋳造する方法であって、 横断面が円形、或いは円形に近い楕円形又は長円形の鋳型を用い、 この鋳型に供給する前記合金鋼の液相線温度TLに対して50°C〜300°C低い結晶化温度TCのモールドフラックスを使用し、 2次冷却比水量を0.1〜1.2リットル/kg-steelとする条件で鋳片表面を冷却しつつ、0.5m/min以上の速度で鋳造した鋳片が中心部まで凝固した後に、 連続鋳造機内のロールを用いて前記鋳片を圧下して扁平な鋳片を得る第1の圧下を行い、その後、扁平な鋳片を横断面を円形に矯正する第2の圧下を行うまでの間は鋳片表面を冷却する2次冷却を行わないことを特徴とする合金鋼の連続鋳造方法。
IPC (8件):
B22D 11/128 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/04 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/124 ,  B22D 11/20 ,  B22D 11/108 ,  B22D 11/22
FI (10件):
B22D11/128 350A ,  B22D11/00 A ,  B22D11/00 G ,  B22D11/04 311F ,  B22D11/12 D ,  B22D11/124 N ,  B22D11/20 C ,  B22D11/20 A ,  B22D11/108 F ,  B22D11/22 B
Fターム (7件):
4E004AA06 ,  4E004KA14 ,  4E004MB14 ,  4E004MC02 ,  4E004MC07 ,  4E004NB04 ,  4E004NC04

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