特許
J-GLOBAL ID:201103045306476677

摩擦係合装置および摩擦係合装置の組立治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-035002
公開番号(公開出願番号):特開2011-169422
出願日: 2010年02月19日
公開日(公表日): 2011年09月01日
要約:
【課題】 コイル状のリターンスプリングを支持するスプリングリテーナをピストンガイドにバヨネット結合する際に、リターンスプリングの倒れを防止する。【解決手段】 切欠き20bおよび突起22bよりなるバヨネット結合部25でピストンガイド17の円筒部22にスプリングリテーナ20を結合するとき、スプリングリテーナ20がリターンスプリング19を圧縮しながら軸線L方向に移動して切欠き20bを突起22bが通過した後に、スプリングリテーナ20が軸線Lまわりに回転してピストンガイド17の円筒部22に係止される。このとき、治具Jによってスプリングリテーナ20に設けた第1凹凸係合部20dとピストン16に設けた第2凹凸係合部16eとが一定の位相関係を保つので、ピストン16に対してスプリングリテーナ20が相対回転してリターンスプリング19が円周方向に倒れるのを防止し、スプリングリテーナ20の組付け作業を容易かつ確実に行うことができる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
軸線(L)を共有するアウター部材(11)およびインナー部材(12)間に配置した複数の摩擦係合要素(13,14)を押圧する円環状のピストン(16)をピストンガイド(17)に軸線(L)方向摺動自在に支持し、前記ピストンガイド(17)に円環状のスプリングリテーナ(20)をバヨネット結合部(25)で結合し、前記ピストン(16)および前記スプリングリテーナ(20)間に円周方向に並置された複数のコイル状のリターンスプリング(19)を軸線(L)方向に縮設した摩擦係合装置であって、 前記バヨネット結合部(25)は、前記ピストンガイド(17)の外周面および前記スプリングリテーナ(20)の内周面の一方に形成された切欠き(20b)と他方に形成された突起(22b)とからなり、前記スプリングリテーナ(20)が前記リターンスプリング(19)を圧縮しながら軸線(L)方向に移動して前記切欠き(20b)を前記突起(22b)が通過した後に、前記スプリングリテーナ(20)が軸線(L)まわりに回転して前記ピストンガイド(17)に係止されるものにおいて、 前記スプリングリテーナ(20)が前記ピストンガイド(17)に係止されるとき、前記スプリングリテーナ(20)に設けた第1凹凸係合部(20d)と前記ピストン(16)に設けた第2凹凸係合部(16e)とが一定の位相関係を保つことを特徴とする摩擦係合装置。
IPC (1件):
F16D 25/063
FI (1件):
F16D25/063 K
Fターム (6件):
3J057AA04 ,  3J057CA09 ,  3J057DC01 ,  3J057GD13 ,  3J057HH02 ,  3J057JJ04

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