特許
J-GLOBAL ID:201103045960878202

トンネル施工管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 荒船 博司 ,  荒船 良男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-199330
公開番号(公開出願番号):特開2011-052373
出願日: 2009年08月31日
公開日(公表日): 2011年03月17日
要約:
【課題】好適なトンネルの施工を可能にするトンネル施工管理方法を実現する。【解決手段】切羽1b前方を穿孔探査した探査結果と、切羽1b後方の支保1cの逆解析結果から地山弾性係数や地山初期応力等を求め、これらを入力値とした数値解析によって支保1cの構造を設定する。支保1cを実際にトンネル1に施工した後、支保1cの変位計測を行って、計測時の変位量と収束時の最終予測変位量を評価し、それらを基にした逆解析を実施する。この解析結果より支保構造が過小な設計であったか過大な設計であったか見直すことができるので、地山評価方法や解析方法を合理的に見直すことが可能となる。また、支保耐力が不足している場合には、逆解析結果を基にして合理的な補強構造の設計が可能となる。これらの工程を繰り返し行うことで好適なトンネルの施工が可能になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
トンネル切羽の掘削方向前方の地山の穿孔探査を行って計測された穿孔エネルギーに対応する地山弾性係数と、前記トンネル切羽の後方に施工された支保の施工後の変位とに基づく地山初期応力に応じた支保構造を設定する支保構造設定工程と、 前記穿孔探査を行った探査区間の地山を掘進した掘削壁面に、前記支保構造設定工程により設定された前記支保構造の支保を施工する支保施工工程と、 前記支保施工工程により施工された前記支保の変位を計測し、その計測結果に基づいて前記支保の経時的な変位量を予測して、前記支保の支保構造が適正であったか否か判断する判断工程と、 前記判断工程により、前記支保構造が適正でなかったと判断された場合に、前記支保構造設定工程における穿孔エネルギーと地山弾性係数との対応を見直す支保構造修正工程と、 を備えることを特徴とするトンネル施工管理方法。
IPC (1件):
E21D 9/00
FI (2件):
E21D9/00 Z ,  E21D9/00 C

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