特許
J-GLOBAL ID:201103046018075290
擬似立体画像生成装置及びカメラ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-089977
公開番号(公開出願番号):特開2011-223284
出願日: 2010年04月09日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】非立体画像信号を擬似立体画像信号に変換する場合に、どのような非立体画像のシーンであっても、違和感のない現実のイメージに近い擬似立体画像信号を生成する。【解決手段】CPU108は、入力された、測距エリアの撮影画面内での位置、被写体までの推定距離、推定被写界深度、被写体が顔か否かのデータ、顔の場合の顔の大きさのデータなど各種データに基づいて、フレーム毎に制御信号CTL1、CTL2及びCTL3を算出して、非立体画像から擬似立体画像を生成する2D3D変換部115の擬似立体画像生成用パラメータとして供給する。制御信号CTL1は、複数の基本奥行きモデルタイプの各画像の合成比率を制御する。制御信号CTL2は、復号画像信号a中のR信号成分のみを重み付けするための重み付け係数を示す制御信号である。制御信号CTL3は、奥行きを示すパラメータと輻輳を示すパラメータとを含む制御信号である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ズームレンズ、フォーカスレンズ及び絞りを含む光学系を通して撮像素子の撮像面に結像された被写体の光学像を、前記撮像素子により光電変換して得られた非立体画像信号から前記被写体が人物であるとき、その人物の顔の大きさ情報を取得する顔の大きさ情報取得手段と、
前記非立体画像信号から擬似立体画像信号を生成するための基本となるシーンを示す複数の基本奥行きモデルタイプの画像を発生する基本奥行きモデル発生手段と、
前記複数の基本奥行きモデルタイプの画像の合成比率を示す第1の制御信号に基づいて、前記基本奥行きモデル発生手段から供給される前記複数の基本奥行きモデルタイプの画像を合成して奥行きモデルの画像を生成する奥行きモデル合成手段と、
前記非立体画像信号の重み付けをするための重み付け係数を示す第2の制御信号に基づいて、前記非立体画像信号に対して前記第2の制御信号が示す前記重み付け係数を乗算する重み付け手段と、
前記重み付け手段により重み付けされた前記非立体画像信号と、前記奥行きモデル合成手段により生成された前記奥行きモデルの画像とから、奥行き推定データを生成する奥行き推定データ生成手段と、
奥行きと輻輳とを示す第3の制御信号により前記奥行きと輻輳とが調整された前記奥行き推定データに基づいて、前記非立体画像信号のテクスチャをシフトして、前記擬似立体画像信号を生成するテクスチャシフト手段と、
前記第1〜第3の制御信号をそれぞれ算出して出力する際に、前記顔の大きさ情報を用いて、算出する前記第1〜第3の制御信号のうちの少なくともいずれか一つの制御信号の値を可変する制御信号算出手段と
を有することを特徴とする擬似立体画像生成装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
5C061AA21
, 5C061AB03
, 5C061AB08
前のページに戻る