特許
J-GLOBAL ID:201103046477334990

同報通信に適した認証方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 役 昌明 ,  林 紘樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190412
公開番号(公開出願番号):特開2001-024632
特許番号:特許第3585397号
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】n台(n≧3)の通信機からなる同報通信可能な通信システムにおける認証方法において、前記通信機のうち認証されることを望む通信機は、あらかじめ、所定の大きさの素数p,qとその合成数N(=p×q)と任意の整数s(1≦s≦N-1)と整数v(s2×v mod N=1)を生成して、前記p,q,sを秘密鍵として安全に保管し、前記N,vを公開鍵として公開し、認証の繰返し回数をwと定め、認証を受ける際には、前記認証されることを望む通信機を除く通信機のIDをj(1≦j≦n-1)とし、(1)前記認証されることを望む通信機は、前記認証されることを望む通信機を除く通信機j(1≦j≦n-1)に対して、・n≧wの場合:n-1個の乱数rjを生成して前半情報Xj=rj2 mod N(1≦j≦n-1)を計算して同報通信し、・n<wの場合:w個の乱数r1,...,rwを生成してw個の前半情報Xj=rj2 mod N,Xj+n-1=rj+n-12 mod N,Xj+2(n-1)=rj+2(n-1)2 mod N,...を計算して同報通信し、(2)前記認証されることを望む通信機を除く通信機j(1≦j≦n-1)は、・n≧wの場合:自身のIDに対応した前記前半情報Xjを保持し、値が“0”または“1”の乱数ejを同報通信し、・n<wの場合:自身のIDに対応した前記前半情報Xj,Xj+n-1,Xj+2(n-1),...を保持し、値が“0”または“1”の乱数ej,ej+n-1,ej+2(n-1),...を同報通信し、(3)前記認証されることを望む通信機は、・n≧wの場合:ejを用いてn-1個の検証情報Yj=rj×sej mod Nを計算して同報通信し、・n<wの場合:ej,ej+n-1,ej+2(n-1),...を用いてw個の検証情報Yj=rj×sej mod N,Yj+n-1=rj×sej+n-1 mod N,Yj+2(n-1)=rj×sej+2(n-1) mod N,...を計算して同報通信し、(4)前記認証されることを望む通信機を除く通信機jは、・n≧wの場合:検証式Yj2×vej mod N=Xjが成り立つことを確認し、・n<wの場合:検証式Yj2×vej mod N=Xj,Yj+n-12×vej+n-1 mod N=Xj+n-1,Yj+2(n-1)2×vej+2(n-1) mod N=Xj+2(n-1),...が成り立つことを確認し、成り立たない場合は、不成立であることを同報通信し、成り立つ場合には、他の認証されることを望む通信機を除く通信機から不成立であることが同報通信されないかぎりは、認証したとすることを特徴とする認証方法。
IPC (1件):
H04L 9/32
FI (1件):
H04L 9/00 675 C
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-101987
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-101987
  • 特開昭63-101987
  • 特開昭63-101987

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