特許

J-GLOBAL ID：201103046610593937

インクジェット用記録材料並びにそれを用いるインクジェット記録装置及びインクジェット記録方法

発明者： 古川 徳昭 ,  小澤 範晃 ,  ▲高▼折 靖子
出願人/特許権者： 京セラミタ株式会社
代理人 (3件)： 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  戸田 俊材
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-078822
公開番号（公開出願番号）：特開2011-207146
出願日： 2010年03月30日
公開日（公表日）： 2011年10月20日
要約：

【課題】記録液を記録媒体に付着させた後、処理液を記録媒体に付着させるインクジェット記録方式において、記録媒体が高速で搬送されても、記録液が排出ローラに付着する問題ひいては排出ローラに付着した記録液が記録媒体の非印字部を汚す問題を抑制する。【解決手段】水及び顔料を含有し、表面寿命が10msのときの動的表面張力(γA)が47mN/m以下である記録液と、水及び樹脂を含有し、表面寿命が10msのときの動的表面張力(γB)が49mN/m以下であり、前記樹脂が、ウレタン部のガラス転移温度が35°C以下、アクリル部のガラス転移温度が27°C以下のウレタン-アクリル樹脂である処理液とを用いる。0≦γB-γA≦3mN/mである。インクジェット記録装置1は、搬送ベルト7で記録媒体Xを搬送しつつ、搬送中の記録媒体Xにヘッド5から記録液を吐出し、ヘッド6から処理液を吐出する。排出ローラ8への記録液の付着が抑制される。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

記録液を記録媒体に付着させた後、処理液を記録媒体に付着させるインクジェット記録方式に用いられるインクジェット用記録材料であって、 水及び顔料を含有し、表面寿命が10msのときの動的表面張力が47mN/m以下である記録液と、 水及び樹脂を含有し、表面寿命が10msのときの動的表面張力が49mN/m以下であり、前記樹脂が、ウレタン部のガラス転移温度が35°C以下、アクリル部のガラス転移温度が27°C以下のウレタン-アクリル樹脂である処理液とを備え、 前記記録液の表面寿命が10msのときの動的表面張力をγAとし、前記処理液の表面寿命が10msのときの動的表面張力をγBとしたときに、0≦γB-γA≦3mN/mであることを特徴とするインクジェット用記録材料。

IPC (3件)：

B41M 5/00 ,  B41J 2/01 ,  C09D 11/00

FI (4件)：

B41M5/00 A ,  B41M5/00 E ,  B41J3/04 101Y ,  C09D11/00

Fターム (27件)：

2C056EA16 ,  2C056FC02 ,  2H186AA01 ,  2H186AB10 ,  2H186AB39 ,  2H186AB44 ,  2H186AB47 ,  2H186AB53 ,  2H186AB54 ,  2H186AB56 ,  2H186AB64 ,  2H186BA10 ,  2H186DA14 ,  2H186FA18 ,  2H186FB11 ,  2H186FB14 ,  2H186FB15 ,  2H186FB16 ,  2H186FB17 ,  2H186FB25 ,  2H186FB29 ,  2H186FB30 ,  2H186FB48 ,  2H186FB54 ,  4J039BE01 ,  4J039BE28 ,  4J039GA24