特許
J-GLOBAL ID:201103047009247165

透明難燃熱可塑性樹脂組成物および樹脂成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-023334
公開番号(公開出願番号):特開2011-162583
出願日: 2010年02月04日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】透明性、靱性、表面硬度、難燃性に優れた透明難燃熱可塑性樹脂組成物を提供する。【解決手段】芳香族ビニル化合物に由来する構造単位とシアン化ビニル化合物に由来する構造単位を所定割合で含有する共重合体Aと、ゴム質重合体の存在下にグラフト重合して得られ、マトリックス成分の芳香族ビニル化合物に由来する構造単位、シアン化ビニル化合物に由来する構造単位、(メタ)アクリル酸エステル化合物に由来する構造単位を所定割合で含有する共重合体Bと、(メタ)アクリル酸エステル化合物に由来する構造単位、(メタ)アクリル酸エステル化合物と共重合可能な単量体に由来する構造単位を所定割合で含有する重合体Cと、所定の難燃剤Dと、ポリテトラフルオロエチレンEとを所定割合で含有し、厚さ2.4mmの樹脂単独成形品について測定した全光線透過率が55%以上であり、UL94試験による難燃性がV-2規格に合格する透明難燃熱可塑性樹脂組成物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
芳香族ビニル化合物に由来する構造単位64〜84質量%とシアン化ビニル化合物に由来する構造単位16〜36質量%を含有する共重合体A(但し、これら2つの構造単位の含有量の合計を100質量%とする)と、ゴム質重合体の存在下にグラフト重合して得られ、マトリックス成分の芳香族ビニル化合物に由来する構造単位1〜55質量%、シアン化ビニル化合物に由来する構造単位0〜36質量%、(メタ)アクリル酸エステル化合物に由来する構造単位45〜90質量%を含有する共重合体B(但し、これら3つの構造単位の含有量の合計を100質量%とする)と、(メタ)アクリル酸エステル化合物に由来する構造単位70〜100質量%、(メタ)アクリル酸エステル化合物と共重合可能な単量体に由来する構造単位0〜30質量%を含有する重合体C(但し、これら2つの構造単位の含有量の合計を100質量%とする)と、有機ハロゲン化合物および/または有機リン系化合物からなる難燃剤Dと、ポリテトラフルオロエチレンEとを含有し、A/B/C/Dの割合が5〜55/10〜50/10〜50/3〜25(質量比)であり、共重合体A、B、C及び難燃剤Dの含有量の合計100質量部に対する、ポリテトラフルオロエチレンEの割合が0.005〜0.1質量部であり、厚さ2.4mmの樹脂単独成形品について測定した全光線透過率が55%以上であり、UL94試験による難燃性がV-2規格に合格することを特徴とする透明難燃熱可塑性樹脂組成物。
IPC (5件):
C08L 25/12 ,  C08L 51/04 ,  C08L 33/06 ,  C08K 5/49 ,  C08L 27/18
FI (5件):
C08L25/12 ,  C08L51/04 ,  C08L33/06 ,  C08K5/49 ,  C08L27/18
Fターム (13件):
4J002BC06W ,  4J002BD15Z ,  4J002BG04Y ,  4J002BG05Y ,  4J002BN15X ,  4J002CD12U ,  4J002EJ056 ,  4J002EU186 ,  4J002EW046 ,  4J002FD13U ,  4J002FD136 ,  4J002FD20Z ,  4J002GQ00
引用特許:
出願人引用 (7件)
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