特許
J-GLOBAL ID:201103047287088671

画像データ処理装置及び液体吐出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-160052
公開番号(公開出願番号):特開2011-011528
出願日: 2009年07月06日
公開日(公表日): 2011年01月20日
要約:
【課題】少ない演算処理で予備吐出によって記録媒体に形成されたドットを目立ちにくくする。【解決手段】加算部45が、用紙の印刷領域にマトリクス配置された複数の画素の注目画素81aについて、画像データの濃度値と、フラッシングデータの濃度値と、既に量子化された画素の量子化時に拡散された誤差拡散値とを足し合わせて合計濃度値を生成する。量子化部46が合計濃度値を量子化すると共に量子化したときに生成される量子化誤差値を出力する。減算部47が量子化誤差値から注目画素81aに係るフラッシングデータの濃度値に対応した値を差し引いた量子化誤差補正値を出力する。誤差分配部44が、量子化誤差補正値を、注目画素81aの近傍に配置された13個の未処理画素81bに誤差拡散値として誤差拡散させる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
複数の吐出口から画像を形成するための液滴及び予備吐出に係る液滴を記録媒体に吐出する液体吐出装置に関する画像データ処理装置であって、 マトリクス配置された複数の画素における各画素の濃度値を有する画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記予備吐出によって記録媒体に形成される予備吐出パターンに係る各画素の濃度値を有する予備吐出データを記憶する予備吐出データ記憶手段と、 前記画像データ及び前記予備吐出データに基づき、注目画素について、濃度値が一又は複数の閾値によって二値又は多値に量子化された量子化濃度値を生成すると共に、前記量子化濃度値が生成されたときに発生する濃度値の誤差を出力する量子化手段と、 前記注目画素について、前記量子化手段が出力した前記誤差から前記予備吐出データに係る濃度値に対応する値を差し引いて誤差補正値を算出する減算手段と、 前記減算手段が算出した前記誤差補正値を、前記注目画素の近傍に位置する複数の前記画素に誤差拡散値として分配する分配手段と、 前記注目画素について、前記画像データに係る濃度値と、前記予備吐出データに係る濃度値と、既に量子化された前記画素の量子化時に前記分配手段により分配された前記誤差拡散値とを足し合わせて合計濃度値を算出する加算手段とを備えており、 前記量子化手段は、前記加算手段が算出した前記合計濃度値を量子化することによって前記量子化濃度値を生成することを特徴とする画像データ処理装置。
IPC (2件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/175
FI (2件):
B41J3/04 101Z ,  B41J3/04 102Z
Fターム (7件):
2C056EA04 ,  2C056EA14 ,  2C056EB58 ,  2C056EC24 ,  2C056EC54 ,  2C056EC69 ,  2C056ED05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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