特許
J-GLOBAL ID:201103047327516086

病弱者の介護設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 賢二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-106854
公開番号(公開出願番号):特開2001-286526
特許番号:特許第3280654号
出願日: 2000年04月07日
公開日(公表日): 2001年10月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】頭側脚台(1a)と足側脚台(1b)との前後相互間を連結一体化する左右一対の平行なベッド本体梁(8)と、その両ベッド本体梁(8)の左右相互間に敷き詰め並列された床板(10)とを備え、上記頭側脚台(1a)の後面と足側脚台(1b)の前面並びにベッド本体梁(8)の下面とから横向き開放する浴槽収納空間(S)を区画形成したベッド(A)と、上記ベッド(A)の一定幅(W)よりも狭幅な直方体として浴槽収納空間(S)に納まる深さを有し、その内部が前上がり傾斜状態の背凭れ壁(33)を介して、足側の入浴用主槽(B1)と頭側の洗髪用副槽(B2)に区分されていると共に、同じく底面には複数の自在車輪(47)が軸支されているほか、上記主槽(B1)と副槽(B2)との各別な前後一対又は共通する1個の排水管(36a)(36b)が、何れも左方向又は右方向への互換的に排水使用できる二叉分岐状態として張り出し設置された可動浴槽(B)と、上記可動浴槽(B)の副槽(B2)とほぼ対応位置する前端部のみが、介護者の作業手挿入窓(51)として切り欠かれた断面倒立U字型をなし、且つ後端部が浴槽(B)へ起伏的な回動自在に枢着されて、病弱者(M)の入浴中浴槽(B)の施蓋状態に使用する透明又は半透明の浴槽用開閉カバー(50)と、上記ベッド(A)の頭側脚台(1a)における左右何れか一方の偏心位置へ、残る他方との互換的に差し込み垂立された回動自由な回動ポール(62)と、下部基端がその回動ポール(62)の上端部へ付属的に枢着された昇降アーム(65)と、その昇降アーム(65)を起伏的に昇降作動させるための電動シリンダー(75)と、上記昇降アーム(65)の上部先端へ揺動自在に枢着されたハンガーフック(73)とを備え、そのハンガーフック(73)に病弱者(M)を吊持するハンモック(D)が掛脱自在に掛止使用される病弱者移動用のリフター(C)とから成り、上記ベッド(A)を形作る頭側脚台(1a)の後面と足側脚台(1b)の前面に、各々上下一対づつの平行な転動ローラー用ガイドレール(26a)(26b)(27a)(27b)を左右方向へ延在する横断状態として取り付け固定すると共に、その下側ガイドレール(27a)(27b)の一端部に浴槽抜け止め用遊転ローラー(28a)(28b)と同じく他端部に浴槽位置決め用ストッパー(29a)(29b)とを、その互換的に各々嵌め付け一体化する一方、上記可動浴槽(B)の前面と後面に、各々上記ガイドレール(26a)(26b)(27a)(27b)の上下相互間へ介在することとなるローラー受けフレーム(44a)(44b)の一対をベッド(A)の一定幅(W)とほぼ同じ長さとして、その浴槽(B)から横向きに一定量(L)だけ張り出す平行状態に取り付け固定すると共に、その各ローラー受けフレーム(44a)(44b)の張り出し先端部に上側ガイドレール(26a)(26b)を転動する少なくとも2個づつの転動ローラー(45a)(45b)と、下側ガイドレール(27a)(27b)を転動する1個づつの転動ローラー(46a)(46b)とを軸支することにより、上記ベッド(A)の浴槽収納空間(S)に対して可動浴槽(B)を横方向から引き出し式に出し入れ操作し、その予じめ引き出して上記開閉カバー(50)の開放状態に保った浴槽(B)へ、上記リフター(C)により病弱者(M)をベッド(A)から吊り降ろし入浴させ、その入浴後の病弱者(M)を同じく浴槽(B)からベッド(A)へ吊り上げ復帰させることができるように定めたことを特徴とする病弱者の介護設備。
IPC (3件):
A61H 33/00 310 ,  A61G 7/05 ,  A61G 7/10
FI (5件):
A61H 33/00 310 H ,  A61H 33/00 310 M ,  A61H 33/00 310 P ,  A61G 7/10 ,  A61G 7/06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 介護用ベッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-082565   出願人:伊坂泰治

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