特許
J-GLOBAL ID:201103047429433134

プーリの製造方法並びにプーリの製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 三千雄 ,  神戸 典和 ,  池田 治幸
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-081410
公開番号(公開出願番号):特開2001-263454
特許番号:特許第3682199号
出願日: 2000年03月23日
公開日(公表日): 2001年09月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 所定の金属板素材から得られた有底の筒形状を呈するプリフォームの筒部に対して転造加工を行って、所定の回転軸に取り付けられる円板状の基部と、ベルトが巻き掛けられる円筒状のリム部と、該リム部の軸方向の両端部位から径方向外方に向かってそれぞれ突出する二つのフランジ部とを有してなるプーリを製造する方法であって、 前記プーリの基部に対応した円板状の底部と、該底部の外周縁部に対して一体的に形成された、開口側に向かって次第に大径化するテーパ筒部とからなる有底のテーパ筒形状を呈すると共に、該テーパ筒部の先端部位に、該テーパ筒部の中心軸に対する傾斜角度が該テーパ筒部よりも小さなテーパ筒状の屈曲部が一体形成されてなる前記プリフォームを準備する工程と、 前記プーリのリム部の内周面形状に対応した外周面を有するリム部成形部が中心部に設けられた第一の型と、該第一の型の該リム部成形部に対して同軸的に対向位置せしめられ、該リム部成形部の中心軸を第一の回転軸として、該リム部成形部と一体回転し得るように構成された第二の型とを含み、該第一の型の外周部位と、該外周部位に対して該リム部成形部の中心軸方向に対向する該第二の型の対向部位に、該プーリの前記二つのフランジ部の外面にそれぞれ対応した形状を有する第一及び第二の外面成形面と、前記プリフォームのテーパ筒部の転造加工時に、該テーパ筒部の両端部に当接して、該テーパ筒部の中心軸方向への展伸を規制する第一及び第二の規制面とがそれぞれ設けられてなる成形金型を用い、前記プリフォームを、前記底部において、該リム部成形部及び該第二の型に対して同心的に位置するように、該リム部成形部と該第二の型との間で挟持しつつ、それらリム部成形部と第二の型とを、前記第一の回転軸回りに一体回転せしめる工程と、 前記第一の型のリム部成形部の外周面に対向位置する外周面の高さ方向中間部位が円柱面形状を有すると共に、前記第一及び第二の外面成形面にそれぞれ対向位置する外周面の両端部位が、前記プーリの前記二つのフランジ部の内面にそれぞれ対応する形状を有するように構成されてなる成形ローラを、かかる外周面において、前記第一の回転軸回りの一体回転に伴って回転せしめられる前記プリフォームのテーパ筒部の外周部に当接せしめた状態で、該第一の回転軸に平行な第二の回転軸回りに回転せしめつつ、該プリフォームに対して径方向内方に向かって押し付けて、該テーパ筒部を、その両端部において前記第一及び第二の規制面にそれぞれ当接させつつ、該成形ローラの外周面と前記第一及び第二の外面成形面及び前記リム部成形部との間で挟圧することにより、該テーパ筒部の前記中心軸方向への展伸を規制しつつ、該テーパ筒部の高さ方向中間部位を圧縮して増肉せしめると共に、該リム部成形部に対応した円筒形状に成形する一方、該テーパ筒部の両端部の内外面を該ローラの両端部外周面と前記第一及び第二の外面成形面にそれぞれ対応した形状に成形して、前記プーリの前記リム部と前記二つのフランジ部を形成する工程と、を含むことを特徴とするプーリの製造方法。
IPC (2件):
F16H 55/42 ,  B21H 1/04
FI (2件):
F16H 55/42 ,  B21H 1/04 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)
  • 板金製プーリの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-032617   出願人:株式会社カネミツ
  • 特開平3-207541
  • 特開昭62-028036

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