特許
J-GLOBAL ID:201103047839959575
光応答性リポソーム及び光応答性リポソームを利用した物質の運搬方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 康次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-042688
公開番号(公開出願番号):特開2011-178689
出願日: 2010年02月26日
公開日(公表日): 2011年09月15日
要約:
【課題】リポソーム膜形状を可逆的に変化させることで、物質の封入と放出とを制御可能な光応答性リポソーム及びこれを利用した物質の運搬方法を提供する【解決手段】光応答性リポソームは、アゾベンゼン脂質と、リン脂質と、をトリス塩酸緩衝液中で分散させて生成される。リン脂質は、リポソームの使用温度(例えば室温)より低いゲル-液晶相転移温度を有する。リポソームは、異種の光が別々のタイミングで照射されることにより、膜上に膜孔を可逆的に形成又は消滅することを特徴とする。アゾベンゼン脂質がKAONであることが好ましい。この膜孔を通して薬剤等の物質をリポソームの膜内に封入又は膜外へ放出させることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
アゾベンゼン脂質と、リン脂質と、をトリス塩酸緩衝液中で分散させて生成された光応答性リポソームであって、
前記リン脂質は前記リポソームの使用温度より低いゲル-液晶相転移温度を有し、
前記リポソームは、異種の光が別々のタイミングで照射されることにより、膜上に膜孔を可逆的に形成又は消滅することを特徴とする光応答性リポソーム。
IPC (3件):
A61K 9/127
, A61K 47/16
, A61K 47/24
FI (3件):
A61K9/127
, A61K47/16
, A61K47/24
Fターム (4件):
4C076AA19
, 4C076DD63
, 4C076EE51
, 4C076FF43
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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FEBS Letters, 1999, Vol.463, p.165-168
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CHEMISTRY LETTERS, 1980, Vol.9, No.4, p.421-424
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Langmuir, 2005, Vol.21, p.7626-7628
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