特許
J-GLOBAL ID:201103047946393673

アンダーカット部を有する椀状物品の射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本名 昭
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-157506
公開番号(公開出願番号):特開2001-334559
特許番号:特許第3421948号
出願日: 2000年05月29日
公開日(公表日): 2001年12月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 型締めした金型のキャビティ内に溶融樹脂を充填した後に、当該樹脂の冷却硬化を待って金型の型開きを行い樹脂成形品を得る射出成形方法において、上記金型が、椀状物品の外側部を画成する固定型と椀状物品の内側部を画成する可動型と、当該固定型と可動型との間にストリッパープレートを介設した成形用金型であって、本体上面より外側に伸展して鍔部が周設形成されると共に、上記椀状物品の糸尻内側面並びにピンポイントゲートが穿設された糸尻内底面を画成する入子の鍔部下面と、当該入子の鍔部下面が当接し、上記椀状物品の椀本体外側面及び糸尻外側面を画成するキャビティプレート上面の相互にパッキング溝が刻設され、当該パッキング溝にパッキング部材が封入されている一方、上記入子の鍔部が上記キャビティプレートと遊びをもってボルト留めされ挿設され、また、上記キャビティプレートには上記入子に形成された鍔部下面の周刻されたパッキング溝よりも離隔した内側の鍔部下面位置に、機外からの圧縮気体あるいは加圧液体を導入する導入孔が穿設された射出成形用金型を用い、当該金型におけるキャビティプレートと当該キャビティプレートの上面に当接するランナーストリッパープレートを、更に当該ランナーストリッパープレートとランナーストリッパープレートの上面に当接する固定側取付板をパーティングロック機構で連結し、上記金型の型開きにおいて、リミットスイッチあるいは位置センサーなどの電気的制御回路を含んだ金型開閉制御装置の作動により、先ず金型内のコアを所定下方に変位させた後一時的に停止し、次に上記導入孔から上記キャビティプレートと入子間に圧縮気体あるいは加圧液体を注入し、冷却硬化した樹脂成形品をキャビティープレートから押抜きして対向側の上記コアに付着させ、続いて当該型開きを復旧して上記コアを更に退動する一方、上記可動型の変位制限により上記キャビティプレートとランナーストリッパープレート間、次に上記ランナーストリッパープレートと固定側取付板間の上記パーティングロック機構の連結を解除するようにしたことを特徴とする、アンダーカット部を有する椀状物品の射出成形方法。
IPC (4件):
B29C 45/44 ,  A47G 19/22 ,  B29C 45/43 ,  B65D 1/09
FI (4件):
B29C 45/44 ,  A47G 19/22 G ,  B29C 45/43 ,  B65D 1/00 C

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