特許
J-GLOBAL ID:201103048088622410

防水コネクタハウジングの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-190316
公開番号(公開出願番号):特開平3-053913
特許番号:特許第2860946号
出願日: 1989年07月21日
公開日(公表日): 1991年03月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】ハウジング本体を成形する一次成型のステップとハウジング本体のスカート部の内側に弾性シールリングを成形する二次成型ステップとから成る防水コネクタハウジングの製造方法であって、先ず一次成型において可動金型上で前進・後退するコァカートリッジを初期位置に静止させてコァカートリッジの軌道の両側に位置する一対のスライドコァを近接させ、コァカートリッジと組み合わせると共に固定金型を以て型閉めさせた後、樹脂材料を注入し、スライドコァのキャビィティ内面で以てハウジング本体のスカート部上でその半径方向へ貫通する通路と当該通路の外部開口部の周縁に当該開口部を囲むように連なって突出する突条とを形成すると共にまた固定金型のキャビィティ内面で以て上記通路の内部開口部近傍の弾性シールリング形成部境界線上においてスカート部の周方向に沿ってスカート部の開口方向へ面を向けた二つの段差壁と当該段差壁上でスカート部の周方向へ連なって突出する突条とを形成し、樹脂材料が固化するのを待って可動金型を後退させた上でスライドコァを後退させ、続いてコァカートリッジをハウジング本体を保持させた状態で初期位置から二次成型の位置へ移動させ、二次成型においてはコァカートリッジに対して上記スライドコァを上記キャビィティ内面とは別のキャビィティ内面を以て再度組み合わせして上記開口部の突条に当接させると共に上記固定金型をも上記キャビィティ内面とは別の弾性シールリング形成部に対応する空所を有したキャビィティ内面を以て再度組み合わせして上記段差壁上の突条に当接させ、これら突条を潰し、上記ハウジング本体と固定金型のキャビィティ及び上記ハウジング本体とスライドコァで閉じられて構成される弾性シールリング形成部に対応した空所の境界線上の隙間を埋め、上記スライドコァに設けられたゲートから上記スカート部の外部開口部を介して上記空所に弾性材料を注入し、弾性材料が固化するのを待って、可動金型及びスライドコァを後退させ、固化した弾性材料を通路内に残した状態でスカート部の外部開口部で切り離してハウジング本体にシールリングを成形し、ハウジング本体を取り出した後、再度コァカートリッジを初期位置へ復帰させ、次の成形に供さしめるようにしたことを特徴とする防水コネクタハウジングの製造方法。
IPC (4件):
B29C 39/10 ,  B29C 33/76 ,  H01R 13/52 301 ,  H01R 43/24
FI (4件):
B29C 39/10 ,  B29C 33/76 ,  H01R 13/52 301 B ,  H01R 43/24

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