特許
J-GLOBAL ID:201103048249758406

木材の薬液定量注入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-093882
公開番号(公開出願番号):特開2001-277205
特許番号:特許第3823008号
出願日: 2000年03月30日
公開日(公表日): 2001年10月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】所定量の木材を装入し得る耐圧タンクと、該耐圧タンク内の空気を第1のバルブを介して排除する真空ポンプと、上部に開口する空気取入口を有し前記耐圧タンクの下方に設けられた薬液を貯留する貯留タンクと、該貯留タンクと前記耐圧タンクとを第2のバルブを介して連通する連絡管と、前記貯留タンクに隔壁を介して隣接し薬液を貯留可能な計量タンクと、該計量タンクから前記耐圧タンクに薬液を供給しうる加圧ポンプと、該加圧ポンプによって前記耐圧タンク内の圧力が所定圧力以上になると前記耐圧タンクの中の薬液を前記計量タンクに戻して前記耐圧タンク内の圧力を維持する圧力調整バルブと、前記計量タンク内の薬液減少量を計測しうる液量計とを有する木材の薬液定量注入装置を用い、前記木材を前記耐圧タンクに装入し、該耐圧タンクに薬液を供給して前記木材に該薬液を浸透させる木材の薬液定量注入方法であって、 前記耐圧タンクの装入口から該耐圧タンクに前記木材を装入して開閉扉を閉じ、前記第1のバルブを開放して前記真空ポンプにより前記耐圧タンク内の空気を排除し、前記木材を前記耐圧タンク内にて真空処理した後、前記第2のバルブを開放して前記木材を入れた前記耐圧タンクの中に前記貯留タンクから薬液を吸い上げ、前記耐圧タンクの中に薬液を充填し、次に、前記第1、第2のバルブを閉じ、前記加圧ポンプにより前記計量タンクから前記耐圧タンクに薬液を所定圧力を保持しながら供給した後、前記圧力調整バルブによって前記耐圧タンク内の圧力を維持しながら、前記計量タンクから前記耐圧タンクに薬液を前記加圧ポンプによって加圧状態で追加供給し、更に前記木材に薬液が注入されるために減少した前記計量タンクの薬液の減少量が前記液量計により所定値になったときに、前記加圧ポンプによる薬液の供給を停止して、前記第2のバルブを開放して前記耐圧タンク内の薬液を前記貯留タンク内に落とし、前記耐圧タンク内の薬液が排除されたら、前記開閉扉を開いて薬液が注入された前記木材を前記耐圧タンク内から取り出すことを特徴とする木材の薬液定量注入方法。
IPC (2件):
B27K 3/02 ( 200 6.01) ,  B27K 3/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
B27K 3/02 A ,  B27K 3/10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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