特許
J-GLOBAL ID:201103048977004507

昇降可能地震計設置装置と昇降可能地震計設置装置の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-049608
公開番号(公開出願番号):特開2001-242259
特許番号:特許第3467730号
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年09月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 下記の上部地震計昇降誘導管(2)と非磁性地震計格納筒(3)と、地震波受信伝達装置(4)と、ボーリングロッド(5)と、非磁性ケーシング離脱装置(6)と、地震計部(7)とから構成されていることを特徴とする昇降可能地震計設置装置。上部地震計昇降誘導管(2)は、鉄製で構成され、地中適深度に垂直に埋設されている。非磁性地震計格納筒(3)は、非磁性を有する素材で構成された縦筒で、上部地震計昇降誘導管(2)の管底より下部地層(8A)に増掘された挿入穴(8)に垂直に埋設され、当該非磁性地震計格納筒(3)は、上部地震計昇降誘導管(2)に対して重複で分離されている垂直挿管の状態で連結され、非磁性地震計格納筒(3)の内周上端には左ネジ(3A)が刻設され、また、外周下端には右ネジ(3B)が刻設されている。地震波受信伝達装置(4)は、地震波受信伝達筒(4A)と、当該地震波受信伝達筒内の中心に設けられたセメンチング装置(4B)と、コンクリート(4C)から構成され、地震波受信伝達筒(4A)は、上端を非磁性地震計格納筒(3)の右ネジ(3B)に螺合した状態で連結されている所定長さの縦筒に構成され、側面適位置には充填セメント剥離防止孔(4A1)が開設され、上端内周面には右ネジ(4A2)が刻設され、セメンチング装置(4B)は、地震波受信伝達筒(4A)の管底中心まで貫通した状態で設置され、コンクリート(4C)は、地震波受信伝達筒(4A)の内側とセメンチング装置(4B)の外側との隙間に充填され、この充填されたセメントで上面床部を有する地震計載置台(4C1)が形成されている。ボーリングロッド(5)は、軸心に流路(5A1)が開設されているロッド体(5A)と、ロッド体の下端に連結された離脱用上方カップリング(5B)から構成され、離脱用上方カップリング(5B)の軸心には流路(5B1)が開設されていると共に、下面の突出部の外周には非磁性ケーシング離脱装置側の離脱用下方カップリングに螺合する右ネジ(5B2)が刻設されている。非磁性ケーシング離脱装置(6)は、軸心に流路(6A1)を有する離脱用セメンチングロッド(6A)と、離脱用セメンチングロッド(6A)の上端に連結された離脱用下方カップリング(6B)と、離脱用セメンチングロッド(6A)の下端外周に設けられたオイルシール付セメンチング漏洩防止具(6C)から構成され、離脱用下方カップリング(6B)は、軸心に流路(6B1)を有すると共に、上面中央のくぼみには、ボーリングロッド(5)側の突出部における右ネジ(5B2)に螺合する右ネジ(6B2)が刻設され、離脱用上方カップリング(5B)が螺合され、下方外周には非磁性地震計格納筒(3)における左ネジ(3A)に螺合する左ネジ(6B3)が刻設され、これに非磁性地震計格納筒(3)が螺合され、オイルシール付セメンチング漏洩防止具(6C)は、離脱用セメンチングロッド(6A)の下端外周に、セメンチング装置(4B)におけるセメンチング漏洩防止具受入室(4B1)に嵌合するよう添着された漏洩防止用オイルシール(6C1)で構成されている。地震計部(7)は、地震計(7A)と、内部に設けられた地磁気方位計(7B)と、地上から吊下げるための地震計キヤプタイヤコード(7C)と、吊下げワイヤー(7D)から構成されている。
IPC (2件):
G01V 1/20 ,  G01V 1/40
FI (2件):
G01V 1/20 ,  G01V 1/40
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 地震波受振方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-024387   出願人:アムベルクメジャリングテヒニークリミテッド, 富士物産株式会社
  • 特開昭62-108182
審査官引用 (2件)
  • 地震波受振方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-024387   出願人:アムベルクメジャリングテヒニークリミテッド, 富士物産株式会社
  • 特開昭62-108182

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