特許
J-GLOBAL ID:201103049118245205

巻線機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-262514
公開番号(公開出願番号):特開2002-078300
特許番号:特許第3486393号
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 巻線の対象となる多極電機子の巻芯に対して一定距離離れて位置し、自身の回転により前記巻芯に線材を巻線させるためのフライヤと、このフライヤの先に取り付けられ、前記線材を繰り出すノズルとを備える巻線機であって、前記フライヤはフライヤ固定具に固定され、このフライヤ固定具はフライヤを回転させる回転軸としてのスピンドル軸に取り付けられ、前記フライヤを回転させる回転軸を構成するスピンドル軸の軸線が立体的に交差するように前記フライヤの先端に取り付けられたリニアレールと、前記ノズルが設置されたノズルホルダに取り付けられたリニアガイドとは、第一ガイド部を構成し、この第一ガイド部はリニアレールとリニアガイドとの傾斜した軌跡に沿って、前記ノズルホルダに設置されたノズルを巻芯の奥に向かう程、前記巻芯に接近するように移動可能に案内しており、前記フライヤの回転軸を構成するスピンドル軸内をその回転軸の軸線方向に直線移動しながら前記スピンドル軸と一体的に回転可能に設けられたスライド部材は、スライド軸とスライド板保持部材とスライド板で構成され、このスライド軸は前記スピンドル軸に取り付けたフライヤ固定具を貫通して取り付けられ、前記ノズルホルダにはフライヤの回転する軸線方向とは直角にリニアレールが取り付けられ、このリニアレールに対応するリニアガイドは前記スライド軸にスライド保持部材を介して保持されたスライド板側に取り付けられ、前記リニアレールとリニアガイドとは第二ガイド部を構成し、この第二ガイド部を介して前記スライド軸と前記ノズルホルダとを互いに連結し、この第二ガイド部は前記スピンドル軸の軸線と交差する面内で、前記ノズルホルダを前記スピンドル軸の回転軸の軸線を挟んで一方の側から他方の側へわたる範囲内で移動可能に案内しており、前記スライド軸の前記スピンドル軸の軸線方向への直線移動に基づいて、前記第二ガイド部が前記スピンドル軸の回転軸の軸線を跨いで移動することにより、前記ノズルホルダが前記第一ガイド部の傾斜した軌跡に沿って傾斜移動すると共に、前記スライド軸の先端には線材の案内部を設け、前記スライド軸を貫通して案内部から繰り出される線材は、前記フライヤと共に回転するノズルホルダに取付けたノズルによって前記巻芯に巻線されることを特徴とする巻線機。
IPC (1件):
H02K 15/095
FI (1件):
H02K 15/095
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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