特許
J-GLOBAL ID:201103049541037112
光共振器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
齊藤 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-011337
公開番号(公開出願番号):特開2011-151213
出願日: 2010年01月21日
公開日(公表日): 2011年08月04日
要約:
【課題】 理論値に近いレーザ出力が得られるようにした光共振器を提供する。【解決手段】 光共振器10は、レーザ媒質3の片側にトリプルアクシコンミラー1を配設するとともに他方の側にハーフミラーによる出力ミラー2を配設し、出力ミラー2とトリプルアクシコンミラー1との間の光路をZ形状に形成するための第一及び第二の2つの中継ミラー4,5が上記光路の折り返し位置に配設されている。トリプルアクシコンミラー1は、どの方向から来た入射光も正確に同じ方向に反射させる構造を有するレトロリフレクタである。そして、第一の中継ミラー4が凸面鏡の場合は第二の中継ミラー5は凹面鏡であり、第一の中継ミラー4が凹面鏡の場合は第二の中継ミラー5は凸面鏡であり、第一の中継ミラー4の反射面と第二の中継ミラー5の反射面絶対値が同じで符号が逆の曲率半径を有している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第一、第二及び第三の光軸のそれぞれがレーザ媒質を通過すると共に全体としてZ形状を成すようにして光路が形成され、前記光路の折り返し位置には第一及び第二の中継ミラーがそれぞれ配設され、前記レーザ媒質を介して前記第一の中継ミラーと対向するようにしてハーフミラーが前記第一の光軸上に配置され、前記レーザ媒質を介して前記第二の中継ミラーと対向するようにして全反射ミラーが前記第三の光軸上に配置され、さらに、前記レーザ媒質を介して前記第一の中継ミラーと前記第二の中継ミラーとを結ぶ光路が前記第二の光軸とされた光共振器において、
前記全反射ミラーは、トリプルアクシコンミラーであり、
前記第一の中継ミラーは、反射面が凸面をした凸面鏡であり、
前記第二の中継ミラーは、反射面が凹面をした凹面鏡であり、
前記第一の中継ミラーの反射面と前記第二の中継ミラーの反射面とは絶対値が同じで符号が逆の曲率半径を有して形成されていることを特徴とする光共振器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
5F172AD05
, 5F172CC07
, 5F172NN22
, 5F172NN28
, 5F172NQ32
, 5F172NQ48
前のページに戻る