特許
J-GLOBAL ID:201103049931867744
金ナノ粒子の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鐘尾 宏紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-207721
公開番号(公開出願番号):特開2011-058037
出願日: 2009年09月09日
公開日(公表日): 2011年03月24日
要約:
【課題】有毒な塩化金酸などの金化合物および還元剤を用いることなく、安全で環境に優しく、かつ簡単な手法で、粒径分布の狭い100nm以下の粒状金ナノ粒子を製造する方法を提供する。【解決手段】シュウ酸およびその塩を除くカルボン酸またはカルボン酸塩水溶液中で金をアノード酸化し、得られた多孔質膜を水に例えば一週間浸漬する。これにより多孔質膜の自然分解が起こり、その結果金ナノ粒子分散液が得られる。この分散液を遠心分離、ろ過などすることにより、金ナノ粒子を分離・回収し、必要に応じ乾燥して金ナノ粒子を得る。カルボン酸、カルボン酸塩としては、クエン酸、乳酸、酒石酸、林檎酸およびそれらの塩が好ましい。また金電極にかける電位は、水素標準電極電位に対して+1.5〜11V程度が好ましい。【選択図】図2
請求項(抜粋):
シュウ酸およびシュウ酸の塩を除くカルボン酸またはカルボン酸塩を含む水溶液中で金をアノード酸化し、形成された多孔質膜が安定化される前に該多孔質膜を水に浸漬することを特徴とする金ナノ粒子の製造方法。
IPC (3件):
C25C 5/02
, B22F 9/00
, B22F 1/00
FI (3件):
C25C5/02
, B22F9/00 A
, B22F1/00 K
Fターム (16件):
4K017AA03
, 4K017BA02
, 4K017CA08
, 4K017EK08
, 4K018BA01
, 4K018BB05
, 4K018BD04
, 4K018BD10
, 4K058AA01
, 4K058BA22
, 4K058BB02
, 4K058CA09
, 4K058CA20
, 4K058EB12
, 4K058ED04
, 4K058FA05
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る