特許
J-GLOBAL ID:201103050053150811

板取方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-197810
公開番号(公開出願番号):特開平3-062171
特許番号:特許第2790148号
出願日: 1989年07月29日
公開日(公表日): 1991年03月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】板取がおこなわれる対象物となり且つ最初の板取領域W0となる長方形の板材に、板取すべき複数の長方形の部材を選択的に順次配置する、コンピュータを用いた板取方法において、コンピュータの演算部で、板取すべき板取領域Wnに配置可能な一つの長方形の部材を複数の長方形の部材の中から探索する工程と、上記演算部で、板取領域Wnから1つの部材fnを左下隅が合致するよう配置したときの残材を、該長方形の部材の各辺と接する第1領域の長方形Anと第2領域の長方形Bnの2つの長方形と、該長方形の部材の頂点と接する第3領域の長方形Cnからなる合計3つの長方形に分割する工程と、第1領域の長方形Anに次の部材fn+1が配置可能な場合には、上記第2領域の長方形Bnと第3領域の長方形Cnとを融合させて新たな板取領域Wnとなる長方形(Bn+Cn)を生成し、また、第1領域の長方形Anに配置不可能な場合で且つ第2領域の長方形Bnに該部材fn+1が配置可能な場合には、上記第1領域の長方形Anと第3領域の長方形Cnとを融合させて新たな板取領域Wnとなる長方形(An+Cn)を生成し、コンピュータのメモリへのキューイングをおこなう格納工程とを有し、上記演算部で、板取領域Wnである第1領域の長方形Anにおいて残りの1の長方形の部材fn+1が配置できるか否か探索して、配置可能であれば、配置,分割,融合,格納工程をおこない、以後、上記演算部とメモリを用いて、順次、第1領域として生成される長方形Anに着目して、探索,配置、分割,融合,格納工程を、配置できる長方形の部材がなくなるまでおこない、上記演算部での演算の結果、第1領域として生成された長方形Anに配置可能な部材がなければ、上記演算部で、上記第2領域の長方形Bn、長方形Anと長方形Cnを融合した長方形(An+Cn)、長方形Bnと長方形Cnを融合した長方形(Bn+Cn)の順で板取領域を変えて探索し、該探索の結果、それらのいずれかで配置できる場合には、上記演算部で、それを新たな板取領域として、そこでも、第1領域、第2領域、第3領域に分割して、上記同様に、上記演算部とメモリを用いて、探索,配置、分割,融合.格納工程を、配置できる長方形の部材がなくなるまでおこない、また、上記演算部での演算の結果、上記いずれにおいても配置できる長方形の部材fnがなければ、その前の工程で分割の後に融合した長方形(Bn-1+Cn-1)又は長方形(An-1+Cn-1)をメモリから上記演算部に読み出して、この長方形(Bn-1+Cn-1)又は長方形(An-1+Cn-1)において配置できるか否か該演算部で探索して、配置,分割,融合.格納工程を該演算部とメモリを用いておこない、以後、配置できる長方形の部材がなくなるまで上記演算部とメモリを用いて上記工程を繰り返して板取をおこなうことを特徴とするコンピュータを用いた板取方法。但し、n=1,2,3,・・・とする。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (1件):
G06F 15/60 634 A

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