特許
J-GLOBAL ID:201103050172141898

メッセージの公開型且つ非可換性の符号化方法及び暗号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 淳 ,  加藤 和詳
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-375345
公開番号(公開出願番号):特開2001-202010
特許番号:特許第4010766号
出願日: 2000年12月11日
公開日(公表日): 2001年07月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 譲渡人の識別に対応する公開鍵を用いて暗号化され譲渡人の装置から受取人の装置へ送られるべきオリジナルメッセージを、譲渡人の識別に対応する秘密鍵を受取人の装置に対して明らかにすることなく符号化するためのシステムであって、 該システムが、通信ネットワークを介して互いに接続され、プロセッサを有する1つまたは複数の計算装置から成り、前記プロセッサは、 譲渡人の識別に対応する公開鍵を用いて、著作者の装置のプロセッサでオリジナルメッセージを暗号化するステップと、 該暗号化されたオリジナルメッセージと、前記譲渡人の識別に対応する秘密鍵と、及び前記受取人の識別に対応する秘密鍵との離散対数に基いて、公開代理鍵を、 代理鍵発行者の装置のプロセッサで生成するステップであって、前記公開代理鍵は前記暗号化されたオリジナルメッセージを前記譲渡人の識別に対応する公開鍵に基づいて暗号化された状態から前記受取人の識別に対応する公開鍵に基づいて暗号化された状態へ変換可能な暗号化鍵であり、 前記公開代理鍵は前記譲渡人の識別に対応する秘密鍵を復号するために使用できず、かつ、前記受取人の識別に対応する秘密鍵を復号するためにも使用でしない、公開代理鍵を生成するステップと、 前記譲渡人の識別に対応する公開鍵に基づいて暗号化されたメッセージを、前記受取人の識別に対応する前記秘密鍵を用いてだけ復号可能であり前記受取人の識別に対応する公開鍵に基づいて暗号化された変換済み暗号化メッセージへ変換するために、前記公開代理鍵を代理変換装置のプロセッサで前記暗号化されたメッセージに適用するステップと、 を実行可能であって、 前記離散対数による公開代理鍵の生成は、エルガマル暗号化方式において、次の式 π=rb-a(mod p) により行われる、前記オリジナルメッセージの符号化システム、 ここで、πは生成される公開代理鍵であり、aは前記譲渡人の秘密鍵であり、bは前記受取人の秘密鍵であり、pは素数であり、gを巡回群Zp*の生成元、kをZp-1*に含まれる乱数としたとき、rは式 r=gk(mod p) で求められる。
IPC (2件):
G09C 1/00 ( 200 6.01) ,  H04L 9/08 ( 200 6.01)
FI (2件):
G09C 1/00 620 A ,  H04L 9/00 601 F
引用文献:
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