特許
J-GLOBAL ID:201103050181059770

滑石の選鉱方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 秋田 修 ,  高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-148229
公開番号(公開出願番号):特開2011-005350
出願日: 2009年06月23日
公開日(公表日): 2011年01月13日
要約:
【課題】滑石(タルク)の原料鉱石から不要な炭酸塩鉱物等の不純物成分を除去して滑石成分の品質を向上することができる、乾式状態で処理する選鉱方法を提供する。【解決手段】原料鉱石を複数段階の破砕工程を経て、不純物の含有率の少ない滑石の粉として出荷可能にするもので、最初に、原料鉱石を篩分けして、不純物を多く含む大粒の成分の一部分を除去し、ローラーミル、ミクロンミルによる粉砕処理を行い、各粉砕工程では、不純物が濃縮された状態の粗粒を篩分けして廃棄し、次の粉砕行程で不純物が過剰に微粉砕されることを防ぐようにする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
製品として回収する成分と、廃棄する成分とのモース硬度の差が明らかにあり、モース硬度の小さいものを製品として回収する原料鉱石に対して、前記モース硬度の差を利用して、硬度の小さい成分に対しては破砕作用を発揮するが、硬度の大きい不純物成分を破砕しない粉砕法を用いる粉砕・選別方法であって、 前記原料鉱石を乾式で粉砕・選別するに際して、次第に小粒となるように、粉砕と篩分けを行う工程を複数段階に配置し、 各粉砕工程に続いて行う篩分け処理で、大粒の粗いものを分離して不純物として廃棄する処理を行い、 前記篩分け工程での篩下成分を、次のより小粒とする粉砕工程に向けて供給して、次第に小粒とするように配置する粉砕工程での負荷を軽減可能とし、 前記破砕と篩分け工程を順次繰り返して選別を実施する乾式選別手法により、モース硬度小さい成分を微粉末製品として得ることを特徴とする滑石の選鉱方法。
IPC (2件):
B02C 23/14 ,  B02C 21/00
FI (3件):
B02C23/14 ,  B02C21/00 D ,  B02C21/00 A
Fターム (6件):
4D067DD03 ,  4D067DD08 ,  4D067EE14 ,  4D067EE17 ,  4D067GA01 ,  4D067GB07

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