特許
J-GLOBAL ID:201103050900465905

車両用ドアロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ぱてな
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-170659
公開番号(公開出願番号):特開2011-026780
出願日: 2009年07月22日
公開日(公表日): 2011年02月10日
要約:
【課題】衝撃によるドアの開放の防止をより確実に行い、乗員のより高い安全を実現できる車両用ドアロック装置を提供する。【解決手段】ドアロック装置1において、切替レバー13は、レバー本体20と、レバー本体20に対し、枢軸X1周りで初期位置P1から車体外側に揺動可能に設けられ、初期位置P1にある状態でレバー本体20と一体的に変位すればポール12を押圧可能な慣性レバー30と、レバー本体20と慣性レバー30との間で枢軸X1と同軸に設けられ、慣性レバー30を初期位置P1に保持するねじりコイルバネ40とからなる。ねじりコイルバネ40と、慣性レバー30の質量体31とは、予め設定された以上の慣性力F1が質量体31に作用すれば、慣性レバー30が初期位置P1から揺動してポール12の押圧を回避するように設定される。慣性レバー30は、初期位置P1から揺動する際、レバー本体20によっては揺動角度αが制限されない。【選択図】図11
請求項(抜粋):
車体に対して車幅方向に開閉するドアに設けられ、前記車体側のストライカが進入する進入口が形成された取付部材と、 前記取付部材に揺動可能に設けられ、前記進入口内において前記ストライカを係止した状態である係止状態、又は前記進入口内において前記ストライカの係止を解除した状態である解除状態に切り替わるフォークと、 前記取付部材に揺動可能に設けられ、前記フォークの揺動を固定又は開放可能なポールと、 前記ポールを押圧して、前記フォークを前記係止状態から前記解除状態に切り替える切替レバーとを備える車両用ドアロック装置であって、 前記切替レバーは、外側ドアハンドル又は内側ドアハンドルの開放動作によって変位可能なレバー本体と、前記レバー本体に対し、前記車幅方向に直交する方向に延びる枢軸周りで初期位置から一方側及び/又は他方側に揺動可能に設けられ、前記初期位置にある状態で前記レバー本体と一体的に変位すれば前記ポールを押圧可能な慣性レバーと、前記慣性レバーを前記初期位置に保持する付勢力を有する付勢部材とからなり、 前記付勢部材は前記レバー本体と前記慣性レバーとの間で前記枢軸と同軸に設けられたねじりコイルバネであり、前記慣性レバーは質量体を有し、 前記付勢部材と前記質量体とは、予め設定された以上の慣性力が前記質量体に作用することにより、前記慣性レバーが前記レバー本体に対して前記枢軸周りで前記初期位置から揺動して前記ポールの押圧を回避するように設定され、 前記慣性レバーは、前記慣性力により前記初期位置から揺動する際、前記レバー本体によっては揺動角度が制限されないように構成されていることを特徴とする車両用ドアロック装置。
IPC (1件):
E05B 65/20
FI (1件):
E05B65/20
Fターム (9件):
2E250AA21 ,  2E250HH01 ,  2E250JJ32 ,  2E250LL01 ,  2E250PP04 ,  2E250PP05 ,  2E250PP10 ,  2E250QQ01 ,  2E250QQ04

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