特許
J-GLOBAL ID:201103051085386090

トルクセンサ及びこれを用いた舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-097049
公開番号(公開出願番号):特開2000-292276
特許番号:特許第3775940号
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 入力軸及び該入力軸にトーションバーを介して同軸的に繋がる出力軸の相対角変位量によって前記入力軸に加わるトルクを検出するトルクセンサにおいて、 前記入力軸の外周にその一端部が枢支され、その中間部が前記出力軸に相対移動を自在として係止され、且つ一端部の枢支位置を中心として入力軸及び出力軸の相対角変位に応じて揺動し、その他端部が軸長方向へ変位する伝動アームと、該伝動アームの他端部に当接し、該伝動アームの揺動に連動して前記軸長方向へ移動する移動体と、該移動体を前記伝動アームへ向けて付勢する付勢バネと、前記移動体の移動量に対応する電気的出力を発生する移動量検出器とを備え、検出した移動量から前記トルクを求めるようになしてあり、 前記伝動アームは、該伝動アームの長手方向の一つの中心線に沿って一つの長板状をなして形成され、その長手方向に沿って前記一端部、中間部、他端部がこの順に位置しており、前記中間部に、長手方向に延びる長孔状の移動案内孔を有しており、前記他端部は、長手方向に突出した半円形に湾曲しており、 前記出力軸は、該出力軸の外径方向に延びその外周が前記移動案内孔の内周に接するように前記移動案内孔に嵌められて前記伝動アームを係止するためのピンが設けられており、 前記伝動アームがその一端部を中心として一方向及び他方向のいずれかへ揺動すると、その他端部の軸長方向の位置の変位を生じ、且つ前記ピンの外周が接する移動案内孔の内周の位置が移動し、前記伝動アームが前記出力軸に相対移動自在に係止されるようになしてあり、 前記移動体は、前記伝動アームの他端部より前記軸長方向における出力軸側にあたる位置に配置され、前記出力軸の外周に挿嵌される筒部及び該筒部からラジアル方向へ突出し、前記伝動アームの他端部に当接する板部を備え、伝動アームの他端部の軸長方向の位置の変位に連動して該伝動アームの他端部の位置が変位した軸長方向に移動するようになっており、 前記入力軸にトルクが加えられて前記入力軸及び出力軸間の相対角変位を生じると、前記伝動アームが前記一端部を中心として揺動し、前記伝動アームの他端部の軸長方向の変位を生じ、該変位に応じた前記移動体の軸長方向の移動に応じて前記移動量検出器が電気的出力を発生し、該電気的出力に基づき前記入力軸に加えられたトルクを検出するように構成されていることを特徴とするトルクセンサ。
IPC (2件):
G01L 3/10 ( 200 6.01) ,  B62D 5/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01L 3/10 ,  B62D 5/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-030928
  • トルクセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-350738   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開昭62-030928

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