特許
J-GLOBAL ID:201103051453510066

高温超電導導体及びそれを用いた高温超電導コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊池 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-091214
公開番号(公開出願番号):特開2011-222346
出願日: 2010年04月12日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】幅が狭い高温超電導線を用いてのコイル内部での転位が可能なコイル設計の自由度の高い高温超電導導体と、これを巻き回して形成した高温超電導コイルを提供する。【解決手段】金属基板層4、電気絶縁体の中間層5及び酸化物超電導層6を順に積層したテープ状高温超電導線2を、微小間隙を設け幅広面方向に平行に並べ並列化し、並列化した高温超電導線2を、長手方向に所定間隔を設けて接続部10で複数連接したもので、並列化した高温超電導線2は、2本の高温超電導線2の間で、また接続部10で長手方向に隣接する各対応の高温超電導線2との間でも各層の積層順が逆となっていると共に、接続部10で4本の高温超電導線2は、各端部が上下面に固着した2枚の接続用高温超電導線3により電気的に接続されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金属基板層、電気絶縁体の中間層及び酸化物超電導層の各層を順に積層してなる所定長のテープ状の高温超電導線を、互いの間に微小間隙を設け幅広面が同一面を形成するよう平行に並べて並列化し、かつ並列化した前記高温超電導線を、長手方向に所定間隔を設けて接続部で複数連接した高温超電導導体であって、 前記並列化した高温超電導線は、並列化したうちの少なくとも1本の前記高温超電導線における各層の積層順が他の前記高温超電導線における各層の積層順と逆となっており、 前記接続部は、前記並列化した高温超電導線の連接方向に隣接するもの同士の各端部の上下面に、平板状の2枚の接続用高温超電導線をそれぞれ電気的に接続するように固着することによって形成されていることを特徴とする高温超電導導体。
IPC (3件):
H01B 12/02 ,  H01B 12/08 ,  H01F 6/06
FI (4件):
H01B12/02 ,  H01B12/08 ,  H01F5/08 B ,  H01F5/08 E
Fターム (10件):
5G321AA02 ,  5G321AA04 ,  5G321BA03 ,  5G321CA16 ,  5G321CA18 ,  5G321CA24 ,  5G321CA27 ,  5G321CA41 ,  5G321CA48 ,  5G321CA50

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