特許
J-GLOBAL ID:201103051479020245
結核菌の型別法
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
酒井 一
, 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-093140
公開番号(公開出願番号):特開2011-217703
出願日: 2010年04月14日
公開日(公表日): 2011年11月04日
要約:
【課題】短期間で、しかも簡便に結核菌の型別を精度良く検査することが可能な結核菌の型別法を提供すること。【解決手段】本発明の結核菌の型別法は、VNTR法とマルチプレックスPCRとを組み合わせ、分子量領域が異なる分布を示す増幅産物が得られるように特定のプライマーセットを用い、かつ異なる標識により電気泳動してそのサイズを決定することを特徴とする。従って、従来のVNTR法よりもPCRの反応数を少なくでき、かつ電気泳動に必要なレーン数も少なくでき、結核菌の集団感染疑い事例を、極めて容易に且つ確実に確認する方法として有用である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
結核菌ゲノム上のミニサテライト中の特定のローカスのコピー数を調べる反復配列多型(VNTR)法を用いた結核菌の型別法であって、
互いに異なるローカスのDNAを核酸増幅するためのフォワードプライマー及びリバースプライマーからなるオリゴヌクレオチドプライマー対を2種類含むプライマーセットを、複数準備する工程(A1)と、
工程(A1)で準備したプライマーセット毎にマルチプレックスPCRにより、結核菌における互いに異なるローカスのDNAを核酸増幅する工程(B1)と、
工程(B1)で得られた各マルチプレックスPCR毎の増幅産物を各々電気泳動によりそのサイズを分類し、予め決められた反復配列のコピー数を決定する工程(C1)とを含み、
工程(A1)において準備する各2種類のオリゴヌクレオチドプライマー対が、PCRによる増幅産物が低分子を中心に分布するローカスに対応するものと、高分子を中心に分布するローカスに対応するものとに分け、分子量領域の分布が異なる組となるように選択され、一方のローカスに対応するオリゴヌクレオチドプライマー対のフォワードプライマー及び/又はリバースプライマーを予め標識しておき、他方のローカスに対応するオリゴヌクレオチドプライマー対により工程(B1)で得られる増幅産物を、工程(C1)の電気泳動後に異なる標識で識別することを特徴とする結核菌の型別法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
4B024AA13
, 4B024HA08
, 4B024HA12
, 4B063QA18
, 4B063QA19
, 4B063QQ06
, 4B063QQ42
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR42
, 4B063QR50
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QR75
, 4B063QS16
, 4B063QS25
, 4B063QS28
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QS39
, 4B063QX02
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