特許
J-GLOBAL ID:201103051592242530

固体酸化物形燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-056675
公開番号(公開出願番号):特開2011-192487
出願日: 2010年03月12日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】熱応力に起因する亀裂等の発生を抑制し、電解質の剥離を抑制する固体酸化物形燃料電池を提供すること。【解決手段】発電セル1は、空気極4と燃料極2との間に介在される電解質層3とを備え、燃料極2で電解質層3及び空気極4が支持された構造を有する燃料極支持型の固体酸化物形燃料電池1であって、電解質層3は、第1電解質層31と、燃料極2と第1電解質層31の間に配される第2電解質層32と、空気極4と第1電解質層31との間に配される第3電解質層33とから構成され、第2電解質層32及び第3電解質層33は、La、Gaを主成分として含む酸化物イオン伝導体により形成され、第1電解質層31は、Yを固溶させた酸化ジルコニウムにより形成され、第2電解質層32、第3電解質層33より曲げ強度が大きく、電解質層3の総厚×10<燃料極2の厚さである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
空気極と燃料極とこれらの間に介在される電解質層とを備える固体酸化物形燃料電池であって、 前記燃料極は、前記電解質層及び前記空気極を支持し、 前記電解質層は、第1電解質層と、前記燃料極と前記第1電解質層との間に配される第2電解質層と、前記空気極と前記第1電解質層との間に配される第3電解質層とから構成され、かつ、前記電解質層の総厚×10<前記燃料極の厚さであり、 前記第2電解質層及び前記第3電解質層は、La及びGaを主成分として含む酸化物イオン伝導体により形成され、 前記第1電解質層は、イットリウムを固溶させた酸化ジルコニウムにより形成され、前記第2電解質層及び前記第3電解質層より曲げ強度が大きい、 ことを特徴とする固体酸化物形燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (3件):
H01M8/02 E ,  H01M8/12 ,  H01M8/02 K
Fターム (6件):
5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026EE02 ,  5H026EE13 ,  5H026HH03 ,  5H026HH09

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