特許
J-GLOBAL ID:201103051841680470

リチウム二次電池用正極活物質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 安部 誠 ,  大井 道子 ,  手島 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-294974
公開番号(公開出願番号):特開2011-134670
出願日: 2009年12月25日
公開日(公表日): 2011年07月07日
要約:
【課題】LiMO2とLi2MnO3との固溶体であって、ハイレートによる充放電を繰り返してもマンガンの溶出が抑制された、優れた電池特性を有するリチウム二次電池用の正極活物質を提供する。【解決手段】本発明により提供されるリチウム二次電池用正極活物質は、一般式:LiMO2(式中のMは、Co、NiおよびMnからなる群より選択される少なくとも1種の遷移金属元素を含む1種または2種以上の金属元素である)で表されるリチウム遷移金属複合酸化物(320)と、Li2MnO3で表わされるリチウムマンガン酸化物(310)との固溶体粒子であって、固溶体粒子の中心部に近いほど、Li2MnO3の濃度がLiMO2の濃度よりも高く構成されており、且つ、該粒子の外表面に近いほど、LiMO2の濃度がLi2MnO3の濃度よりも高く構成されるような濃度勾配を有していることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一般式:LiMO2(式中のMは、Co、NiおよびMnからなる群より選択される少なくとも1種の遷移金属元素を含む1種または2種以上の金属元素である)で表されるリチウム遷移金属複合酸化物と、Li2MnO3で表わされるリチウムマンガン酸化物との固溶体粒子からなるリチウム二次電池用正極活物質であって、 前記固溶体粒子の中心部に近いほど、前記Li2MnO3の濃度が前記LiMO2の濃度よりも高く構成されており、且つ、該固溶体粒子の外表面に近いほど、該LiMO2の濃度が該Li2MnO3の濃度よりも高く構成されるような濃度勾配を有していることを特徴とする、リチウム二次電池用正極活物質。
IPC (3件):
H01M 4/525 ,  H01M 4/505 ,  H01M 4/36
FI (4件):
H01M4/52 102 ,  H01M4/50 102 ,  H01M4/36 A ,  H01M4/36 E
Fターム (17件):
5H050AA02 ,  5H050AA07 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050CB12 ,  5H050EA10 ,  5H050EA24 ,  5H050FA17 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050HA02 ,  5H050HA14

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