特許
J-GLOBAL ID:201103051982198230
二段旋回流動層式焼却炉によって発生した燃焼ガス中のダイオキシン類の合成を抑制する燃焼方法。
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (6件):
社本 一夫
, 小野 新次郎
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 松山 美奈子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-255311
公開番号(公開出願番号):特開2003-042423
特許番号:特許第4056233号
出願日: 2001年07月24日
公開日(公表日): 2003年02月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】第一段旋回流動層室と、当該第一段旋回流動層室の上部と流体連通する第二段ガス旋回室と、当該第二段ガス旋回室の上部と流体連通するガス燃焼室と、当該ガス燃焼室の上部に設けられた濡れ壁式ガス冷却室と、を具備する二段旋回流動層式焼却炉であって、
当該第一段旋回流動層室には、多数のオリフィスノズル及び熱媒体取り出し口が設けられている円錐形底板と、当該円錐形底板の下方に設けられている風箱と、当該風箱に加圧空気を送り込む熱風送気管と、が設けられ、当該円錐形底板の上方には熱媒体が充填されていて、当該熱風送気管から送り込まれた加圧空気を当該多数のオリフィスノズルを通して当該円錐形底板の上方に吹き出すことによって当該熱媒体を吹き上げて流動層を形成するように構成されており、
当該第一段旋回流動層室上部内壁にはタンジェンシャルに多数配列されたオリフィスノズルが設けられ、当該第一段旋回流動層室上部外壁には当該タンジェンシャルに多数配列されたオリフィスノズルと流体連通する環状の風箱が設けられ、当該風箱には加圧空気を送り込む熱風送気管が取り付けられていて、当該風箱に送り込まれた加圧空気を当該タンジェンシャルに多数配列されたオリフィスノズルを通して当該第一段旋回流動層室に吹き込み、当該流動層を形成している熱媒体を旋回させるように構成されており、
当該第一段旋回流動層室と当該第二段ガス旋回室との間には、被焼却物投入口、中和剤投入口、熱媒体循環口及びバーナーが設けられ、被焼却物、中和剤及び熱媒体を当該流動層に投入して旋回させながら当該第二段ガス旋回室に上昇させるように構成されており、
当該第二段ガス旋回室上部内壁にはオリフィスノズルが設けられ、当該第二段ガス旋回室上部外壁には当該オリフィスノズルと流体連通する環状の風箱が設けられ、当該風箱には加圧空気を送り込む熱風送気管が取り付けられていて、当該風箱に送り込まれた加圧空気を当該オリフィスノズルを通して当該第二段ガス旋回室に吹き込み、当該第一段旋回流動層室から上昇してくる旋回流動層をさらに旋回させるように構成されており、
当該ガス燃焼室上部には、当該濡れ壁式ガス冷却室と流体連通する排ガス出口管が設けられ、燃焼ガス及び発生飛灰を当該濡れ壁式ガス冷却室に導入するように構成されており、
当該濡れ壁式ガス冷却室には、当該ガス燃焼室の当該排ガス出口管を覆うように陣笠が設けられており、当該陣笠の上面中央部には冷却水入口管が設けられ、当該陣笠の下方で且つ当該排ガス出口管の外周部に高圧空気を送気する高圧空気入口管が当該濡れ壁式ガス冷却室外壁を貫通して設けられており、当該陣笠上面に沿って冷却水を連続且つ平均的に送水して当該陣笠の下端にて当該ガス燃焼室から上昇してくる燃焼ガス及び飛灰と接触して冷却し且つ当該排ガス出口管の外周部と当該濡れ壁式冷却室外壁との間の空間に燃焼ガス及び飛灰を含んだ冷却水を貯留するように構成されている、二段旋回流動層式焼却炉。
IPC (2件):
F23G 5/30 ( 200 6.01)
, F23C 10/18 ( 200 6.01)
FI (6件):
F23G 5/30 ZAB M
, F23G 5/30 A
, F23G 5/30 J
, F23G 5/30 K
, F23G 5/30 S
, F23C 10/18
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