特許
J-GLOBAL ID:201103052219043850

リグニン樹脂組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 増田 達哉 ,  朝比 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-256670
公開番号(公開出願番号):特開2011-057997
出願日: 2010年11月17日
公開日(公表日): 2011年03月24日
要約:
【課題】硬化性に優れたリグニン樹脂組成物及びこれを用いた成形材料を提供する。【解決手段】リグニン化合物と、架橋剤とを必須成分とする樹脂組成物であって、前記リグニン化合物は、バイオマスを分解して得られるフェノール性水酸基とアルコール性水酸基をモル比として9:1から8:2の比率で有するリグニン化合物、及び該リグニン化合物に反応性基を導入したリグニン誘導体から選ばれる1種又は2種であることを特徴とするリグニン樹脂組成物。前記リグニン誘導体における反応性基は、エポキシ基を有するリグニン樹脂組成物。前記リグニン樹脂組成物と、充填材を含む成形材料。【選択図】なし
請求項(抜粋):
バイオマスを分解して得られるリグニン化合物と架橋剤とを必須成分とするリグニン樹脂組成物の製造方法であって、 バイオマスを水存在下におき、これらを高温高圧下で分解処理する分解工程と、 前記分解工程により得られた処理物中の不溶分をリグニンが可溶な溶媒に浸漬処理する浸漬工程と、 前記浸漬工程により得られた処理物中の可溶分から前記リグニンが可溶な溶媒を留去する留去工程と、 前記留去工程により得られた処理物と架橋剤とを混合する架橋剤混合工程と、を有し、 前記リグニン化合物は、フェノール性水酸基とアルコール性水酸基とをモル比で9:1〜8:2の比率で含むものであることを特徴とするリグニン樹脂組成物の製造方法。
IPC (3件):
C08L 97/00 ,  C08H 6/00 ,  C08G 59/02
FI (3件):
C08L97/00 ,  C08H6/00 ,  C08G59/02
Fターム (10件):
4J002AH001 ,  4J002EN046 ,  4J002FD146 ,  4J002GN00 ,  4J002GQ00 ,  4J036AE07 ,  4J036DC40 ,  4J036DD07 ,  4J036FB07 ,  4J036GA29
引用特許:
審査官引用 (4件)
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