特許
J-GLOBAL ID:201103052676258047

α1,4-N-アセチルヘキソサミン転移酵素

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 佐貫 伸一 ,  丹羽 武司 ,  遠山 勉 ,  松倉 秀実 ,  川口 嘉之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-031478
公開番号(公開出願番号):特開2000-228979
特許番号:特許第4189073号
出願日: 1999年02月09日
公開日(公表日): 2000年08月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 α1,4-N-アセチルガラクトサミン転移酵素活性及びα1,4-N-アセチルグルコサミン転移酵素活性を併有し、下記の酵素学的性質を有するα1,4-N-アセチルヘキソサミン転移酵素。 (1)作用・基質特異性:N-アセチルガラクトサミン供与体(GalNAc供与体)から、下記式で示される物質の非還元末端にN-アセチルガラクトサミン残基(GalNAc)を転移する。 ・GlcAβ1-3Galβ1-O-ナフタレンメタノール(naphthalenemethanol) ・GlcAβ1-3Galβ1-3Galβ1-4Xylβ1-O-Ser ・GlcAβ1-3GalNAc ・GlcAβ1-3Galβ1-4GlcNAcβ1-3Galβ1-4Glcβ1-1Cer 下記式で示される物質の非還元末端にはGalNAcを実質的に転移しない。 ・GlcA(3-O-sulfate)β1-3Galβ1-4GlcNAcβ1-3Galβ1-4Glcβ1-1Cer N-アセチルグルコサミン供与体(GlcNAc供与体)から、下記式で示される物質の非還元末端にN-アセチルグルコサミン残基(GlcNAc)を転移する。 ・GlcAβ1-3Galβ1-O-ナフタレンメタノール(naphthalenemethanol) 下記式で示される物質の非還元末端にはGlcNAcを実質的に転移しない。 ・GlcAβ1-3Galβ1-3Galβ1-4Xylβ1-O-Ser (式中、GlcAはグルクロン酸残基、Galはガラクトース残基、Xylはキシロース残基、GlcNAcはN-アセチルグルコサミン残基、GalNAcはN-アセチルガラクトサミン残基、Serはセリン残基、Cerはセラミド残基を示し、3-O-sulfateは3位の水酸基が硫酸化されていることを示す。) (2)活性化:酵素反応に二価陽イオンを必要とする(GlcAβ1-3GalNAcを受容体として用い、GalNAc転移酵素活性について調べた場合) (3)至適pH: ・pH6.5(50mM 2-(N-モルホリノ)エタンスルホン酸緩衝液を用い、GalNAc転移酵素活性について調べた場合) ・pH7.4(トリス-塩酸緩衝液を用い、GalNAc転移酵素活性について調べた場合) (4)分子量:SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動に付した後にタンパク質を染色すると、38 kDaにタンパク質バンドが検出される。
IPC (2件):
C12N 9/10 ( 200 6.01) ,  C12N 15/09 ( 200 6.01)
FI (2件):
C12N 9/10 ,  C12N 15/00 ZNA A
引用文献:
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