特許
J-GLOBAL ID:201103052850328890

成形されたクリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-116663
公開番号(公開出願番号):特開2000-009277
特許番号:特許第3137110号
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2000年01月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 金属帯(1)がフランジ(2)、第1の締め付け壁(4)及び第2の締め付け壁(5)を有し、前記フランジ(2)が前記金属帯(1)の軸方向の両側で半径方向内側に屈曲し、前記第1の締め付け壁(4)及び前記第2の締め付け壁(5)が各々前記金属帯(1)の端部からほぼ半径方向外側に突出し、突刺(6)が前記第1の締め付け壁(4)の半径方向外側の端部で折り曲げられ、前記突刺(6)が第1のフック部分(7)及び第2のフック部分(8)を有し、前記第1のフック部分(7)は、前記第1の締め付け壁(4)が前記金属帯から外側に突出している箇所における、成形されたクリップの円周からの接線にほぼ平行であり、前記第2のフック部分(8)が半径方向内側を向き、第1のフック部分(7)に対して傾斜角をなしており、それにより第2の締め付け壁(5)に対向する傾斜した端面(13)を形成し、前記第1のフック部分(7)及び前記第2のフック部分(8)の間の角が鋭角であり、ラッチフック(11)が前記第2の締め付け壁(5)の半径方向外側の縁(9)と結合し、前記ラッチフック(11)が第1の肢(10)及び第2の肢(12)を有するL字型で平面状の帯片から形成され、前記第2の肢(12)が前記第1の肢(10)に対して角度をなして配置され、前記ラッチフック(11)の前記第2の肢(12)が成形されたクリップの軸方向に延び、前記成形されたクリップの中心平面に向かって突出し、前記中心平面は成形されたクリップの軸に対して垂直に配置されており、成形されたクリップを開位置から閉位置へ移動させるために、締め付け壁(4、5)が一緒に押圧され、前記第2の肢(12)の傾斜表面(14)が、前記第2のフック部分(8)の傾斜した端面(13)に対して半径方向内側に摺動して、前記突刺(6)の前記傾斜した端面(13)を越えることにより、前記ラッチフック(11)が前記突刺(6)に掛止され、それにより成形されたクリップが閉位置の前の状態である保持位置に掛止され、前記締め付け壁(4、5)を前記保持位置からさらに一緒に押圧することで、前記傾斜した端面(13)が前記第2の締め付け壁(5)から前記第2のフック部分8と対向してのびる傾斜表面(16)の上方に摺動し、それを越えることにより、前記第2のフック部分(8)が前記第2の締め付け壁(5)後方の閉位置に嵌まることを特徴とする成形されたクリップ。
IPC (2件):
F16B 2/10 ,  F16L 23/04
FI (2件):
F16B 2/10 D ,  F16L 23/04

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