特許
J-GLOBAL ID:201103052935802338

多相回転機の制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-227684
公開番号(公開出願番号):特開2011-078221
出願日: 2009年09月30日
公開日(公表日): 2011年04月14日
要約:
【課題】スイッチング手段に故障が発生したことによる出力の低下を極力抑え、回転機の駆動を継続可能な多相回転機の制御装置を提供する。【解決手段】故障特定手段は、MOS24が導通不可となるオフ故障が生じたとき、オフ故障が生じたスイッチング素子対27を特定する。故障時制御手段は、故障特定手段により特定されたスイッチング素子対27を含む第1インバータ部20において、回転位置θとq軸電流指令値Iq*1との関数として算出される故障時相電流指令値に基づき、スイッチング素子対28、29を制御する。また、故障時制御手段は、第2インバータ部30を、通常時と同様に制御する。これにより、MOS24に故障が発生しても、トルクの低下を極力抑えた状態でモータ10の駆動を継続することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の巻線組を構成し前記巻線組ごとに複数相となるように巻線が巻回されるステータ、当該ステータに対し相対回転するロータ、当該ロータと共に回転するシャフトを有する多相回転機を制御する制御装置であって、 前記巻線組ごとに設けられ、前記巻線の各相に対応するスイッチング手段を有する複数のインバータ部と、 前記ロータの回転位置を検出する回転位置検出手段と、 前記複数の巻線に通電される電流を前記巻線ごとに検出する電流検出部と、 前記スイッチング手段のオンおよびオフを切り替えることにより、前記巻線に通電される電流を制御する制御部であって、前記スイッチング手段が導通不可となるオフ故障が生じたとき、オフ故障が生じたスイッチング手段である故障スイッチング手段を特定する故障特定手段、および、前記故障特定手段により特定された前記故障スイッチング手段を含む前記インバータ部である故障インバータ部において、前記回転位置とトルク指令値との関数、または、前記回転位置とq軸電流指令値との関数として算出される故障時相電流指令値に基づき前記故障インバータ部の前記故障スイッチング手段を除く前記スイッチング手段を制御するとともに、前記故障インバータ部ではない正常インバータ部を通常時と同様に制御する故障時制御手段を有する制御部と、 を備えることを特徴とする多相回転機の制御装置。
IPC (4件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04 ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00
FI (3件):
H02P5/408 C ,  B62D5/04 ,  B62D6/00
Fターム (19件):
3D232CC32 ,  3D232DA15 ,  3D232DA63 ,  3D232DA64 ,  3D232DD10 ,  3D232EC23 ,  3D233CA03 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA20 ,  3D233CA21 ,  5H505AA16 ,  5H505BB06 ,  5H505DD03 ,  5H505DD08 ,  5H505EE08 ,  5H505EE41 ,  5H505HB01 ,  5H505LL55
引用特許:
審査官引用 (3件)

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