特許
J-GLOBAL ID:201103052954333837

土壌水分測定方法及び土壌水分測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 飯田 昭夫 ,  江間 路子 ,  上田 千織 ,  村松 孝哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-058378
公開番号(公開出願番号):特開2011-191208
出願日: 2010年03月15日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】被測定土壌中へのプローブの設置を簡単に行うことが可能で、特殊な機器を必要とせず、汎用の演算装置を用いて、正確に安定して簡便に土壌中の水分を測定することができる土壌水分測定方法とその測定装置を提供する。【解決手段】被測定領域の土壌中の複数個所に金属棒からなるプローブ1を打ち込み、プローブ1に沿って1本の信号ケーブル2を配置する。複数のプローブ1の先端と信号ケーブル2の対応箇所を接続する一方、信号ケーブル2に高周波信号を出力する信号源3を信号ケーブルの端部に接続し、信号源3とプローブ1との間の信号ケーブル2に検出器6を接続する。信号源3から信号ケーブル2に高周波信号を入射したとき、各プローブ1から反射される反射高周波信号を検出して、被測定領域の土壌の水分を測定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被測定領域の土壌中の複数個所に金属棒からなるプローブを打ち込み、該複数のプローブに沿って1本の信号ケーブルを配置し、該複数のプローブの先端と信号ケーブルの対応箇所を接続する一方、該信号ケーブルに高周波信号を出力する信号源を該信号ケーブルの端部に接続し、該信号源と該プローブとの間の該信号ケーブルに検出器を接続し、該信号源から該信号ケーブルに高周波信号を入射したとき、該各プローブから反射される反射高周波信号を検出して、被測定領域の土壌の水分を測定する土壌水分測定方法であって、 該信号源から信号ケーブルに高周波信号を周波数掃引して入射する工程と、 該信号ケーブルの終端及び該各プローブから反射された反射高周波信号を該検出器に入力して検出する工程と、 該検出器で検出され合成された反射高周波信号を高速フーリエ変換して、各プローブにおける各反射高周波信号を抽出し、各プローブの各反射高周波信号の反射信号電圧と入射された高周波信号の入射信号電圧とから、各プローブの各反射高周波信号について電圧定在波比を算出する定在波比算出工程と、 各プローブの各反射高周波信号について算出した電圧定在波比情報を逆高速フーリエ変換して合成し、周波数領域の該電圧定在波比情報を時間領域の情報に変換する工程と、 時間領域の該電圧定在波比情報に基づき、被測定領域の土壌中の水分を求める工程と、 を含むことを特徴とする土壌水分測定方法。
IPC (2件):
G01N 22/04 ,  G01N 22/00
FI (2件):
G01N22/04 C ,  G01N22/00 S

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